耐障害性・可用性を高める機能を充実。常に高いパフォーマンスを発揮し続けます。
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メモリー障害を予防し、可用性を向上 |
メモリーモジュール上のメモリーチップに分散して冗長ビットを保存するChipkillや、メモリーモジュールに障害が発生した場合、予備のメモリーに切り替わるオンラインスペアメモリー、メモリーモジュールの2重化を行うメモリーミラーリング機能など、システムダウンにつながるメモリー障害を予防するためのさまざまな機能をサポート。システムダウンを回避し、可用性を向上させます。
オンラインスペアメモリー機能
メモリーミラーリング機能
スロット1に2ビットエラー障害が発生した場合、スロット1のミラーモジュールであるスロット4からデータを読み込むことでシステムダウンを回避します。
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機器の冗長化で、万一の故障時にもシステムの稼働を継続 |
ホットプラグ対応冗長化電源FAN
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オプションの電源ユニットを増設することにより、電源システムの冗長化が可能です。1つの電源ユニットが故障しても、増設ユニットを利用して稼働し続けるため、システムダウンを予防できます。また、FANが故障した場合でも、予備のFANにより装置内を冷却、システムを止めることなく稼働します。
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データを冗長化し、耐障害性を高めるRAID6に対応 |
アレイコントローラーによりハードディスク内の冗長化を行い、万一の障害時にデータを復旧するRAID機能をサポートしています。RAIDレベルの中でもデータの耐障害性が高いRAID6では、パリティデータを2重に持ち、強固にデータを保護します。1台のハードディスクに障害が発生した場合、残りのハードディスクで冗長性を保ったまま動作。この状態でさらにもう1台のハードディスクに障害が発生しても、残りのハードディスクで縮退動作が可能なため、業務を継続できます。
構成例:ハードディスク4台によるRAID6のディスクアレイ構成
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システムを停止することなく、部品の交換・追加が可能 |
ホットプラグ対応冗長化FAN
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ハードディスク・電源・FANなどホットプラグ対応の製品では、システム装置を停止することなく、部品の交換・追加が可能。障害時にも迅速・容易に冗長化の状態に復帰させることができます。
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保守時間を短縮し、いち早いシステム復旧に貢献 |
サーバの稼働状態を管理するため、「ベースボード管理モジュール:BMC」がサーバ内のCPU温度や電圧、FANの回転数などを監視しています。また、エラーを検知した場合には、システム装置前面の「7セグメントディスプレイやLED」を点灯させて、エラー解析の支援を行います。保守会社との電話での問診により障害箇所を特定できるため、スムーズなシステム復旧を実施できます。
ベースボード管理モジュール
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7セグメントディスプレイ
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複数サーバの稼働状態を一括管理 |
ハードウェア運用管理ソフトウェア「JP1/ServerConductor」を使用し、サーバの温度、電圧、FANなどの状態を簡単に確認できます。管理PC側で管理コンソール「JP1/ServerConductor/Server
Manager」を利用することにより、ネットワーク経由で複数のサーバの稼働状況を一括管理することができます。また、万一の障害時には、リアルタイムにサーバの異常状態を管理コンソールに通知。システム管理者が外出している場合にもいち早く情報を把握し、迅速に対処できるよう、携帯電話へのE-メール通知もサポートしています。
「JP1/ServerConductor/Server Manager」のリモートコントロール機能を使用することにより、自席の管理PCから各サーバの遠隔操作が可能です。
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システム管理業務をサポートする機能を拡充。 |
サーバ自動運転
SVPボード
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SVPボードを搭載したシステム装置では、電源制御のスケジューリングや電源の ON / OFF監視、電源制御を失敗した場合などの自動リトライが可能です。 統合システム運用管理「JP1」でサポートするジョブ実行のスケジューリングと 連携させることにより、サーバの起動から停止まで、 システムの運転を自動化できます。 |
リモート管理機能
「リモートコンソール機能付きSVPボード」をシステム装置に搭載することにより、管理PCから、OS画面上の操作だけでなくBIOS設定の変更やOSハングアップ時のリブート実行など、リモート機能を拡張できます。柔軟な遠隔メンテナンス実現により、運用効率の向上が可能です。
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効率的なクラスタ管理で、運用業務の可用性を向上 |
「JP1/ServerConductor/Server Manager」により、Microsoft® Cluster Serviceで構成しているサーバの障害切り替え管理を行うことができます。ハードウェア障害を検出すると同時に、障害の種類に応じて、クラスタにフェールオーバーを指示することが可能です。システムダウン前に積極的に待機サーバへの切り替えが可能なため、ダウンタイムを短縮できます。