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阿部田 将史 (2016年4月入社)
Masafumi Abeta
社会システム事業部 企画本部
デジタルイノベーションセンタ
学生時代に習得した知識をベースに自らの手で何かを生み出したいという願望からデータサイエンティストに。現在はデータ解析の業務に留まらず、AIモデルを社会システム事業部の本番サービスへと移行させるSaaS型のフレームワークの開発にも従事。
学生時代に専攻していた素粒子物理学は、企業の研究開発に直接結びつくことはないため、コンサルタント職という選択肢も考えました。けれど、やはり自分の手で何かをつくりたいという思いが強く、就職活動の方向性が定まりました。日立製作所を選んだのは、事業領域が広いため、いろいろなことにチャレンジしながら多様なスキルを身につけられると考えたからです。また、これは入社してから感じたことですが、新規事業開発の立ち上げからビジネス化まで、年齢に関係なく丸ごと関わっていけることや、取り組む事業の規模が大きいことも魅力です。
入社後はSEとしてIoTプラットフォームの開発支援や、AIソリューションの開発に携わりました。さまざまな案件を経験していくうちにデータサイエンティストとして自ら手を動かしたいという想いが強くなり、社外の輪講会やデータ分析コンペティションへの参加、各種資格の取得などに取り組み、データ分析のスキルを身につけました。その後、データサイエンティストに転向し、複数の分析案件に携わることで、より高度で多様な解析スキルを身につけることができました。現在は社会システム事業部でデータサイエンティストの業務に就き、鉄道の運行データの分析や異常検知のモデル開発などを行っています。データサイエンティストとして幅広い知識が求められる緊張感があり、とてもやりがいのある環境だと思っています。
今、私が最も力を入れて取り組んでいるのは、AIモデルを社会システム事業部の本番サービスへと移行させるSaaS型のフレームワークの開発です。私が所属するデジタルイノベーションセンタはAIビジネスを推進する役割を担っており、これを加速させるには、データサイエンティストが開発したAIを迅速に本番システムへと移行させる必要があります。現在は社内向けのプロジェクトとして7人のメンバーで取り組んでいますが、将来的には、これを活用したAIサービス事業の展開も視野に入れています。このプロジェクトにおける私の役割は、フレームワークの企画とクラウドの“部品”を組み合わせていくアーキテクチャの検討です。これにはデータサイエンス以外の知識も必要でハードルの高さを感じますが、やりがいも大きいです。また、日立製作所のシステム部門はB to Cを行っている企業との協創によるB to B to Cを推進しています。こうした取り組みには私自身も興味があり、データサイエンティストとして新たな活躍の場を広げていければと思っています。
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