アセンブリモデルを検索する際に、表示に必要なデータのみをメモリー上に読み込むこともできるため、モデルを軽量かつスピーディーに検索できます。さらに、オプションの設定により大規模アセンブリのパフォーマンスを向上し、回転、拡大、縮小、移動をスムーズに表示。ライトウェイト状態の切り替えも行うことができます。
静的な干渉チェックや簡単な機構シミュレーション機能を標準装備。
ダイナミックな機構シミュレーションでは、アセンブリモデリングでの部品の合致条件を満たす形でマウスを使った簡単でダイナミックな機構シミュレーションが行えます。これにより、製品がどのように動くのか、どの時点で干渉が発生するのかを検証できます。また、静的な干渉チェックでは、アセンブリ全体または一部の部品同士での干渉を検証でき、その結果をビジュアルに表示することができます。さらに、アセンブリのモーターやスプリング、重心などの働きによる製品の機構動作確認が可能です。また動きに応じた自動アニメーションの実行も行えます。
アセンブリ内で部品やサブアセンブリを編集できます。このため、ほかの部品を参照しながらの編集作業や部品の入れ替えが用意に行えます。また、アセンブリ構成の変更もマウスのドラッグ&ドロップで変更できます。
アセンブリに新たな部品の配置を行う際、配置と同時に合致条件を付けることが可能です。ドラッグ&ドロップの簡単操作で直感的にアセンブリ合致を実行できます。
アセンブリの構成部品を分解表示できるため、組立作業の指示書などの作成が容易に行えます。また、アセンブリの分解時に分解ラインを定義することもできます。
必要な部品だけを効率的に切り替えて表示できる「コンフィギュレーション」をサポートしています。これにより、設計者が作業目的に応じて表示する部品だけグループ化して登録しておけば、いつでもワンタッチで切り替えて利用することができます。また、「コンフィギュレーション」機能は部品だけでなく、フィーチャ単位の制御も可能。さらに、寸法違いといったことも管理できるとともに、思考錯誤した設計状態のときにも作業履歴を登録できるため、非常に便利です。