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Hitachi

企業の力を引き出す高速の計算エンジン

低価格化・短納期化が求められる時代、生産管理においては状況の変化へのわずかな遅れが結果として大きな損失を招きます。「SCPLAN」は高速計算エンジンをベースに、SCMの可視化やシミュレーションをサポートするSCP(*1)パッケージ。正確な状況把握やヒトによる意思決定を強力にサポートし、適正在庫の維持やリードタイム短縮を実現します。さらに基幹システムへの組み込みを可能にし、最大の価値を生むサプライチェーンの礎を築きます。

*1
SCP:Supply Chain Planning

日本発の製造業向けSCPパッケージ

高速MRP計算

  • オンメモリーの処理と、独自開発の計算アルゴリズムで、高速にMRP計算を行います。
  • MRPの並列計算を実現し、より短時間でMRP計算を行います。
  • シフトバケットを併用することにより、きめ細かいMRPを実行できます。
  • ネットチェンジ(部分再計算)機能により、短時間で変更シミュレーションの結果を得ることができます。
  • ひも付け管理を混在させたMRP計算を行えます。
  高速化の仕組み 特徴
1 計算アルゴリズム 日立研究所独自開発の計算アルゴリズムを搭載
2 部分再計算機能 影響範囲のみを短時間で再計算可能
2 並列処理(オプション) 並列処理可能な要素を同時処理

【例】MRP計算条件

部品構成数:100万件
生産計画数:125万件

【実績】MRP計算結果

MRP展開件数:4,200万件
MRP展開時間:63秒
*
CPU:Intel®Xeon®プロセッサー X5680 3.33GHz 6コア使用時。
その他、データ読み込みに48秒かかります。(2019年12月日立調べ)

ステータス

各生産計画の実行確率を色表示し、見ただけで生産計画の状態が識別できます。

ステータス

シフトバケット対応

計算バケットにシフトをサポートしています。このため、シフトを考慮したMRPが実行できます。
1日を分割するシフト数は任意に設定できます。また、工程ごとに異なったシフト数を設定することもできます。

【例】工程ごとにシフトが違う場合

モデリング

独自のBOP(Bill of Process)アーキテクチャーを採用しています。各種制約を加味し、実行可能な生産計画を立案します。

  • 「いつ」「何を」「どれだけ」「どこで」必要なのかを求めるMRPです。
  • 拠点(工場、倉庫、外注、部品ベンダー)、工程(製造、加工、倉庫)を自由に組み合わせ、生産管理に必要なMRP展開モデルを構築できます。
  • 複数拠点が連携した生産計画やグローバルな需給調整へも適用可能です。

モデリング

フル・ベギング

  • 各拠点・工程への展開結果を生産計画とひも付けて管理しています(フル・ベギング)。
    これにより、部品不足や能力不足といった問題が起きた場合に、影響を受ける生産計画を把握することができます。
  • 生産計画に問題がある場合、その原因がどこにあるかを特定することが可能です。

フル・ベギング

変更シミュレーション

  • 各種状況の変更を反映し、リアルタイムでその変更が及ぼす影響の確認ができます。
  • 対策案の有効性を確認し、実行可能な対策を実現します。

変更シミュレーション

能力考慮

各ショップ(工程)の能力値に対する負荷の山積み/山崩しを行い、能力チェックを行うことができます。これにより、資材調達と負荷調整の整合性を図ることができます。

能力考慮

  • * Intel、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標または登録商標です。

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