三菱重工業株式会社
調達企画管理部
間接材グループ
福田 彩 氏
購買プロセスの一元管理が実現し、データが可視化された効果は大きく、間接材グループでは、事業所別や商品別の購入トレンドを分析して、カタログの拡大やローカルカタログの商材をコーポレートカタログへ展開するなど、さらなる改革に取り組んでいます。
「事業所ではJ-POINTとレガシーシステムとの連携による、在庫データの把握などにも利用されています」(掛谷氏)。
「取引先の皆さまからも受注管理が容易にできて便利だと歓迎されています」(名久井氏)。
「実績データを抽出し、自社のマーケティングにも活用されているそうです」と小野氏は続けます。
また、各事業所のJ-POINT担当者も、新分野のカタログ掲載品を開拓するなど取り組んでいますが、その発注状況をリアルタイムに確認できるため、モチベーションアップにつながっています。
本社と各事業所のJ-POINT担当者が一堂に会する全体会議では、熱心な情報交換が行われます。
「J-POINTの利用拡大と大規模活用推進のためには、事業所のJ-POINT担当者と間接材グループとが一体となった活動が不可欠です」と調達企画管理部 間接材グループの福田 彩氏は強調します。
オーナーシップという考え方を導入し、各事業所の主体性を尊重したことで、積極的な取り組みが生まれる環境が整ったのです。
「J-POINTが誕生して8年目に入りましたが、これからも皆でJ-POINTを育てるという気持ちを忘れずに、J-POINTの拡大を通して、間接材購買改革を推進していきたい」と長谷島氏は抱負を語りました。
三菱重工の間接材購買改革を、今後も日立のMRO集中購買サービスが支えていきます。