EDI化成功の鍵は、多くの取引先が参加しやすい環境を構築することです。
購買業務の面で同社が重視したポイントは、JEITA業界標準の準拠と100%EDI化が可能なサービスであることでした。
株式会社 セガ
AM生産調達本部
生産企画部生産企画課 課長
指田 智雄 氏
「TWX-21の『EDIサービス』は、Web-EDI型だけでなく、ファイル転送型やFAX型、他社VAN接続型にも対応しており、100%のEDI化がめざせると評価しました」とAM生産調達本部生産企画部 生産企画課 課長の指田 智雄氏は話します。
安全・確実なシステムであることも評価ポイントでした。
TWX-21は、10年以上にわたって日立が提供し、国内外約4万社が利用している実績あるサービスです。セガの取引先でも、すでに多くの企業が参加していました。
ヘルプデスクも充実しています。
「検討段階でユーザー連絡会に出席してみたら、ヘルプデスクの対応状況が、しっかりと報告されていて、また、ユーザーの声を機能拡張にも反映させていることがわかり、安心して利用できると感じました」(指田氏)。
価格交渉業務の面では、他のシステムや業務に影響を与えないことを念頭に、複数のリバースオークションシステムを比較検討。試用サービスでの比較作業を経て、TWX-21の「e-sourcing/ Trader見積評価サービス(リバースオークション)」を採用しました。
最大の評価ポイントは、使いやすい操作性です。
操作説明をしなくても、多くの取引先が直感的に操作することができました。セガの購買担当者も、設定項目が簡潔でわかりやすいと評価しました。
「多くの取引先が積極的に参加していただくためには、使いやすさこそが重要です」(山田氏)。
リバースオークションでは、入札終了間際に価格を更新したい時など、スムーズに操作できなくては、取引先はビジネスチャンスを逃がしてしまいます。
「TWX-21は、使いやすい操作性、ヘルプデスクの対応力、そして、システムの可用性・安定稼働という条件がそろっており、安心して利用できます」(指田氏)。
また、TWX-21は、複数のバイヤーと複数のサプライヤーを結ぶサービスであるため、取引先も有利な取引を追求できます。
入札開催中のバイヤー側(左)とサプライヤー側(右)の画面例。
バイヤーは同時に20社までのサプライヤーに入札を依頼できる。