大容量ファイルの送受信ができるだけではありません。多重化通信技術を用いて、より短時間でのファイルのやりとりが可能です。
CADデータや動画データのような1ファイルあたり数GBもの容量になるファイルを扱うことが可能です。
大容量ファイル高速転送機能では、ファイルアップロード・ダウンロード時に、内部的にファイルを分割し、多重通信で送信することで高速化を実現しています。
ファイル送受信中にネットワークが切れた場合でも、自動リトライし、ネットワークが切れる直前の状態から再開する機能も有しています。
ローカルPCに存在する複数ファイルを、画面上にドラッグ&ドロップで簡単に登録してアップロード可能です。
ダウンロードする際も、複数ファイルを選択して実行可能です。
高速転送機能をご利用の場合、指定フォルダを圧縮ファイル(Zip)化して登録できます。設計書、図面、画像など大量ファイルの登録作業を効率化します。
相手先に送付するファイルのセキュリティ保護をうっかり忘れてしまった、そんな心配は必要ありません。カテゴリもしくは記事にて、ファイル保護設定を行うことで、その中に格納されるファイルには自動的にファイル保護設定が反映されます。
閲覧期限が過ぎると、ファイルを開くことができないようにする設定が可能です。一時的にファイルの内容を共有したい場合などに使えます。
ローカルPCにダウンロードされているファイルに対しても、閲覧期限が過ぎると閲覧を停止できます。
ファイルを開く際にパスワード入力を求める設定が可能です。万が一ファイルが漏えいして行方知れずになったとしても、パスワードを知らない限りは閲覧できません。
ファイルを相手に渡した後に、パスワードを変更できます。変更後の新しいパスワードを知っているメンバのみが、ファイルを開けられるため、関係者交代のタイミングでパスワードを変更する、という使い方ができます。
また、パスワードのみならず、ログインIDも入力させてファイルを開くという設定も可能です。
DRM保護されたファイルの印刷禁止、コピー禁止の設定も可能です。
ファイルを開く際に必ずパスワード認証を行います。このときにサービス側にてユーザID、IPアドレス、時間、ファイル名などを記録します。いつ誰がどういうファイルにアクセスしたかを管理者が把握できるようになっています。重要情報へのアクセスに関するイベントを取得できますので、セキュリティ監査や未承認アクセスの調査に役立てることができます。
各ページの背景に「社外秘」「原本」などの文字を印字して、作成した文書の機密度合いを表現できます。透かし文字は任意の文字列を定義可能であり、フォントサイズ、色、透明度も選択可能です。
目的に応じて、タイムスタンプやファイル名などの固有値を透かし文字として定義できます。
XVL(※)形式の3D CADデータを、DRM保護できます。近年、設計部門内のみならず、複数部門、社外パートナーとのやりとりにおいて3D CADデータを利用する用途が増えています。本機能により、重要なデータをセキュアに管理し、不必要な情報拡散を防止できます。
業務の流れは個人のメールボックスに埋もれ、成果物のファイルはファイルサーバーに埋もれてしまう、よくある話です。活文MIESでは、そうした作業のやりとりと、作業の末に作成されたファイルを、分断させずに一元管理および見える化できる優れた機能を備えています。
一般的なオンラインストレージは、フォルダの中にファイルを格納する構成です。 活文MIESは、フォルダの中に直接ファイルを格納するのではなく、記事(ディスカッション掲示板のようなもの)を作成し、その中にファイルを格納します。
この記事にはファイルのほかにコメントを投稿できるようになっています。ファイルとコメントは同階層に表示されます。 コメントのやり取りを通じて、柔軟な意思疎通ができます。
フォルダに類する概念として、カテゴリが存在します。複数の記事をカテゴリごとに格納して管理します。カテゴリごとの細かいアクセス制御が可能です。
ファイルやコメントのやりとりは記事単位で実施します。カテゴリのセキュリティ設定を継承するのに加え、記事個別にセキュリティ設定を指定できます。
過去のコメントに対しても直接返信が可能であり、コメント間の関係はツリー構造で表示されます。時系列順にコメントを並べ替えることもできます。
特に読んでほしい人に通知する機能です。コメント投稿時に相手を指定できます。
記事にタグを定義することで、同じタグ名の記事なら、カテゴリを越えて、検索したり、分類することができます。
記事やコメントが投稿されたり、変更されたりした場合、自動メール通知機能により、その内容を相手に届けることが可能です。
メール通知先は、カテゴリの設定を継承、記事独自に設定、アクセス権に従うなど細かい指定が可能です。メールを飛ばしたくない場合は、通知させない設定も可能です。
記事公開において承認が必要という設定をした場合、あらかじめ指定した承認者による許可がなければ記事は公開されません。10段階(10人)までの承認経路を設定できます。レビューを経てコンテンツを相手先に開示したい場合などに利用できる機能です。
DRM保護によるファイルセキュリティの他、各種のセキュリティ機能を備えています。
カテゴリ単位、記事単位でのアクセス制限が簡単にできます。全員に公開するのか、特定のユーザのみに公開するのかを細かく設定できます。アクセス権限のないユーザへは該当記事は表示されません。また、カレンダ指定で記事の有効期限の設定も可能です。一定期間経過後にコンテンツを削除したい場合、便利な機能です。
ファイルアップロード時に自動でPDFに変換させることが可能です。社外メンバーとのやりとりにおいて、相手先にPDFでファイルを渡したい場合に便利な機能です。
管理者権限を有するユーザは、管理者画面から、監査ログを取得することが可能です。いつ、どのグローバルIP、どのユーザIDから、どういうコンテンツに対して、どういう操作をしたのかが細かく記録されます。ログを確認することで、インシデント発生時の確認や問題分析が可能です。
ログインパスワードの有効期限設定、複雑さの指定や、DRM保護するファイルのデフォルトの保護設定を指定することが可能です。また、カテゴリ単位でのアクセス制限設定は下位カテゴリ、記事に継承できますので、カテゴリ内のコンテンツに対してセキュリティポリシーを自動的に反映できます。
活文MIESにログインできるIPアドレス帯(※)を指定できます。あらかじめ指定されたIPアドレス以外からのログインは全てブロックさせることが可能です。
ID、パスワードの認証に加えて、ワンタイムパスワードでの認証を行います。認証を2要素化し、アクセスセキュリティを強化できます。
ファイルの中身をブラウザ内で表示し、ファイルのダウンロードを制限します。重要ファイルが社内、社外に散在することを防ぎます。
カテゴリ名、記事本文、コメント内容、格納されたファイルの中身などを対象として、検索することが可能です。検索対象の絞り込みも細かく設定できます。
キーワード検索だけでなく、時間指定、投稿者指定、定義した属性やタグを指定した絞り込み検索も可能です。必要な情報へのアクセスを容易に実現し、情報の見える化に役立ちます。
投稿記事の入力項目に、任意の項目を定義して追加できます。
記事投稿画面にて、あらかじめ指定されている項目(タイトル名や本文など)のほかに、任意定義の項目を追加できます。この機能を利用することにより、例えば、文書管理ID、契約書番号、課題ステータスなど、業務に沿った任意の項目を利用することが可能です。定義できる項目は、リスト選択、ラジオボタン、チェック、テキストエリアなど、さまざまな形式を選べます。
デフォルトの記事投稿画面では、本文入力欄が存在しますが、本文入力欄のかわりに定義した属性を表示させるフォーム画面を定義できます。定型フォーマットに従い、業務のやりとりが発生する場合などに利用できます。
ユーザおよび複数のユーザのまとまりであるグループを管理できます。管理者権限を有するユーザにて、管理画面からユーザ・グループの作成、編集、削除が可能です。
バッチコマンドを利用して複数ユーザ・グループの一括登録、変更、削除などの操作も可能です。
ユーザは管理できる範囲に応じて3つのタイプをご用意しています。情報システム部門さまは最上位のドメイン管理者権限、実際に活文MIESを利用するユーザ部門さまの管理者はカテゴリ管理者権限、利用されるユーザは一般ユーザ権限といった具合に、お客さまの組織構造に応じて管理者権限を柔軟かつ簡単な操作で付与頂きます。
管理できる範囲とは別に、ユーザが実行できる操作に対しても細かく権限を設定可能です。参照のみで一切の記事の更新ができないのか、参照と更新ができるのかなどです。承認ワークフローを利用した場合の承認者としての権限も付与できます。
部署などの組織単位、プロジェクトメンバ単位、アクセス権限によるグルーピングでの単位など、お客さまの組織要件に応じて、柔軟にグループを設定できます。グループは上位・下位のグループを指定して階層構造をとることも可能です。
WindowsのDOSプロンプトからのバッチコマンド実行やWeb APIによる操作が可能です。
WindowsのDOSプロンプトから、所定の引数を指定して、バッチコマンドを実行できます。バッチコマンドによるユーザ・グループの一括登録、属性定義の登録、ログの取得などが可能です。詳細はご契約時にご提供するバッチコマンドガイドに記載しています。
REST/JSON形式のAPIおよびSOAP/XML形式のAPIをご用意しています。APIを利用したお客さま既存システムとの連携については、別途、導入支援サービスをご利用ください。
操作 | 内容 |
---|---|
ユーザ・グループ管理 | ユーザやグループの作成、更新、削除のAPIを用意しています。 |
コンテンツ管理 | カテゴリ、記事、コメントの作成、編集、削除やファイルの投稿、取得に関するAPIを用意しています。 |
認証・認可管理 | セッションIDの発行による認証処理のAPIを用意しています。また、SAML,Oauth,Open ID Connectによる認証APIも利用できます。 |
外部サービスとの連携により、企業間のコラボレーションをさらに加速させます。
・メールの送信者が、Microsoft Outlook®で添付ファイル付きのメールを送信すると、添付ファイルを自動で分離して活文MIESに格納します。メールの受信者は、メール本文に記載されたアクセスURLをクリックすることで、活文MIESに格納された添付ファイルを参照できます。
・共有するファイルは、承認フローで承認されないと相手に開示できない、という設定にすることができます。
・ファイルをオンラインプレビューやDRM保護することで、相手の持ち出しや二次利用の防止、さらに透かし設定もできます。
・メール送信時には、添付するファイルサイズの上限が規定されていることがありますが、そのような場合でも、大容量ファイルを共有することが可能です。
・アクセス履歴を確認できるので、相手先が添付ファイルにアクセスしたかどうかを確認することができます。
PCのみならず、iPad®(※)などのタブレット端末、およびスマートフォンからのアクセスも可能です。
活文MIESでは、デフォルト画面の他に、モダン画面と呼ぶ画面を用意しています。タブレット端末などの画面サイズが小さい端末からでも容易に操作できるようなレイアウト構成になっています。ユーザごとにどちらの画面を利用するかを簡単に選択できます。
スマートフォン(iPhone®・Android®)(※)のWebブラウザで、記事・ファイルの閲覧・登録・更新ができます。 社外での利用シーンを想定し、シンプルな操作性を実現します。外出先など場所を問わず、資料を共有でき、作業効率が向上します。
日英中の3カ国語に対応しています。ユーザごとに利用する言語を指定可能です。国際的な情報のやりとりに活用いただけます。