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【事例】住友重機械工業株式会社

フルリモートで実施したSAP S/4HANA化PJ

〔2〕日立製作所が選ばれたのは実績と「プロジェクトのドライブ能力」

導入ベンダーとして採用されたのは、日立製作所です。選定の理由には、過去に日立製作所と進めたプロジェクトに対する、高い評価が関係しています。まず今回のSAP S/4HANAへのコンバージョンプロジェクトは、後続に控えるシステム展開などの計画により、トラブルなどでの遅延が許されておらず、計画通りでの移行が求められていました。さらに、新規システムの導入ではなく、バージョンアップ/コンバージョンプロジェクトであるため、システムを利用しているユーザーに対して、システムが大きく変更されたというイメージを与えることも許されません。こうした背景から、ベンダー選定時に真っ先に思い出されたのが、以前行われた日立製作所とのプロジェクトでした。
2015年に行われたこのプロジェクトは、会計領域に対してSAP ECC6.0を導入するもので、ベンダーとしてプロジェクトに携わったのが日立製作所であり、運用保守ベンダーの1社でもありました。
これらのプロジェクトやサポートについて指宿氏は「日立製作所はプロジェクトの管理能力が高く、プロジェクトをしっかりとドライブしてくれる」と評価しました。加えて日立製作所の作成するドキュメント類、すなわち成果物が明確に定義されており、高い品質の成果物を提供してくれると高く評価していました。
その他にも、日立製作所の持つSAP S/4HANA移行プロジェクトの豊富な実績とコンバージョンに対する技術的な知見、SAP社とのリレーションシップ、プロジェクトに関わるステークホルダーを束ねるコミュニケーション力、SAPシステム導入プロジェクトにおけるマネージメント力とプロジェクト推進力、さらにプロジェクトに携わるメンバーの人柄についても、大きな評価を得ていました。


図:住友重機械工業様プロジェクトスケジュール
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特記事項

  • 本記事は、2024年2月6日、JSUG(Japan SAP Users'Group)ホームページに掲載されたものです。
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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