山田氏は一連のサービス導入を支援した日立に対し「当時は別の倉庫での新しい業務の立ち上げが重なり、業務データの移行からテストまで、ほとんどの作業を日立さんにお任せする形になってしまいました。それでもスケジュールどおりに稼働を開始できたのは、SEさんたちのしっかりしたフォローのおかげです」と感謝の言葉を述べます。
また佐々木氏も、「本稼働前からつきっきりで導入教育をしてくださったSEさんが、今日は東京へ帰られるという日に、われわれでは対処できないトラブルが発生してしまいました。そのときも嫌な顔ひとつ見せずに帰京を1日延ばして夜中まで対応してくださったことを覚えています。誠心誠意という言葉がそのまま当てはまる対応に感激しました」と当時を振り返ります。
名豊興運では今後、荷主企業のシステムで稼働中のほかの倉庫についても、タイミングを見計らいながら「Sherpaの横展開も視野に入れている」とのことで、いずれは全社的な物流サービスの標準化と、システム基盤のクラウド活用によるコア業務への集中を進めていく予定です。
さらなる事業拡大と物流業務の効率化・迅速化に向け、いち早く費用対効果の高いクラウドサービスの活用を決断した名豊興運。これからも日立はSherpa/倉庫管理クラウドソリューションの機能強化と関連サービスの提供によって、同社の継続的な企業価値向上を全力でサポートしていきます。
小牧南物流センターの冷蔵倉庫(左)と低温倉庫(右)での業務風景
本事例で導入している「Sherpa/倉庫管理クラウドソリューション」は2014年4月1日より 株式会社 日立製作所 から 株式会社 日立フーズ&ロジスティクスシステムズ へ事業移管しました。
【「Sherpa/倉庫管理クラウドソリューション」に関するお問い合せ先】
株式会社 日立フーズ&ロジスティクスシステムズ 企画本部 情報企画部 03-3545-6258