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親指ピアノは、紀元前きげんぜんからアフリカにあった楽器がっきで、形も材質ざいしつもさまざまなタイプのものがあります。び方も「カリンバ」「ムビラ」「リンバ」「サンサ」など、地域ちいきによってわりますが、金属きんぞくや竹でできた棒状ぼうじょうのキーを指のつめではじいて音を出す原理は同じです。オルゴールの原型げんけいになった楽器がっきとも言われている親指ピアノを、ヘアピンを使って簡単かんたんにつくりましょう。

用意するもの

材料ざいりょう

  • 板A:10cm×15cm(ハガキサイズ程度ていど)、あつさ1cm程度ていどのもの×2まい
  • 板B:6cm×15cm、あつさは1cm程度ていどのもの×2まい
  • 板C:6cm×12cm、あつさは1cm程度ていどのもの×1まい
  • 三角形のぼう:高さ7mm程度ていど、10cm×1本
  • たいらなぼうはば1.5cm、あつさ5mm、長さ10cm×1本
  • 木ねじ:2cm×4本
  • ヘアピン(アメリカピン):8本

【工具】

  • キリ(または電動ドリル)
  • ドライバー
  • 木工用ボンド
  • ラジオペンチ×2
  • 鉛筆えんぴつ
  • 紙やすり

きのぽんからのおねが

工具でけがをしないように気をつけよう。工具を使う作業は、おうちの人にやってもらおうね!キリの代わりに電動ドリルがあると便利べんりだよ。

つくり方

(1)三角形のぼう底面ていめんに木工用ボンドをつけ、板Aの中央よりやや上にります。

(2)たいらなぼうに2cmおきに鉛筆えんぴつしるしをつけ、ねじを通りやすくするように、キリ(または電動ドリル)であなをあけます。

(3)三角形のぼうから5mm上の位置いちに、たいらなぼうを木ねじでゆるくかりどめします。

(4)ヘアピンをラジオペンチでゆっくりと開き、まっすぐな棒状ぼうじょうにします。

きのぽんアドバイス

ヘアピンはれやすいので、あせらず、徐々じょじょにまっすぐにしてね!
なれてくるとコツがわかってくるよ!
れたピンの先でけがをしないように気をつけよう!

(5)ねじの左右に1本ずつヘアピンがならぶように、たいらなぼうの下をくぐらせます。
ヘアピンが落ちない程度ていどにねじをややかたくしめましょう。

(6)もう一まいの板Aを底面ていめん、板Bを側面そくめんにして木工用ボンドでり合わせ、箱がたをつくります。
最後さいごに板Cで片側かたがわだけふたをします。

きのぽんアドバイス

木工用ボンドはかわくまで時間がかかるので、きちんとくっつくまで動かさないようにしてね!

音を合わせよう

キー(三角形のぼう頂点ちょうてんから、へアピンの指ではじくほうの先端せんたんまで)の長さを、ラジオペンチを使って調節ちょうせつします。
ねじのかたさを調節ちょうせつしながら、実際じっさいに音を出し、音階をつくってみましょう。音の高さが決まったら、ねじをきつくしめて、ヘアピンがずれないようにしましょう。

ヘアピンの太さや種類しゅるいによって、音の高さはわってきます。
いちばんひびきやすい音が出るように、音を調節ちょうせつしてみてください。
ピアノや鍵盤けんばんハーモニカの音を参考さんこうにして、音階をつくってみましょう。

いてみよう

親指ピアノは、キーの長さが長いと振動しんどうおそく、音がひくくなり、短いと振動しんどうが速く、音が高くなる。
二つのキーを同時にはじいて和音にすることもできます。
たしかめながらいろいろためしてみましょう。

音が出るしくみ

キーをはじくと振動しんどうし、音が出ます。キーの長さによって、音の高さがわります。
キーの振動しんどうが箱内で共鳴きょうめいするので、音が大きくなります。

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きのぽんタウン

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