日立総合病院では、多くのスペシャリストが活躍しています。看護実践、多職種でのラウンド実施、看護相談への対応など患者さんにより良いケアを提供できるよう支援を行っています。また、公開講座や領域別シリーズ勉強会を開催し、看護の質向上に貢献しています。
助産師は、入院中の母子のケアはもちろんのこと、外来においては助産外来(妊婦の健康診査や保健指導)や母親学級の開催、退院後は母乳育児支援外来を開催し、妊娠・分娩・産褥を通して継続的に母子の支援を行っています。
日立総合病院では、13領域20名の認定看護師、専門看護師1名、助産師18名が活躍しています。
緩和ケア | 1名 |
がん薬物療法看護 | 2名 |
がん放射線療法看護 | 1名 |
新生児集中ケア | 1名 |
集中ケア | 3名 |
救急看護 | 1名 |
小児救急看護 | 1名 |
摂食・嚥下障害看護 | 2名 |
皮膚・排泄ケア | 2名 |
感染管理 | 2名 |
慢性呼吸器疾患看護 | 1名 |
認知症看護 | 1名 |
がん看護専門看護師 | 1名 |
助産師 | 18名 |
椎名 瑠依 放射線治療認定看護師
<動機>
放射線治療を受ける患者さんに関わる病棟であり、その有害事象で苦しむ患者さんに対して、自分の放射線の知識の少なさに気付き、勉強し始めたのがきっかけです。
看護師として働く上で、自分の強みとなる分野を持ち、向上心を持ち続けたいと思い、認定看護師をめざしました。
<やりがい>
放射線治療医、放射線技師、担当医などとチーム医療や他職種との連携の大切さを直接感じられ、患者さん第一で活動できるところにやりがいを感じています。
篠原 知奈美 助産師
<動機>
私は子どもの頃から赤ちゃんが好きだったこともあり、看護師をめざすと同時に助産師になりたいと思うようになりました。
看護学校の母性の実習で出産の感動や神秘に魅力を感じ、助産師になるという目標が明確になりました。
<やりがい>
産婦さんだけでなく家族も一緒に新しい家族を迎えるお手伝いができる助産師になりたいと思っています。
また、良いお産だったと産婦さんやその家族が思えるお産にできるよう、この日立総合病院で助産師として成長していきたいと思います。
日立総合病院では、看護師としての専門性を高める認定看護師・助産師の資格取得も積極的に支援しています。
【認定看護師取得支援】
看護職員としての身分保障の上、進学中の休職が認められます。
さらに下記の充実した就学サポートが受けられます。
・奨学金(基本給相当額)貸与
・入学金・授業料・実習料を全額支給
・住宅手当支給(※進学でアパート等を契約した場合)
【助産師取得支援】
看護職員としての身分保障の上、進学中の休職が認められ、学校は自由に選択できます。
また、奨学金を月15万円貸与致します。なお、本支援は選抜制であり、また状況によっては上記支援制度を設けない場合がありますので、支援を希望される場合は予め総務グループにご相談願います。