IT部門では、日立グループ全体のESG施策と連携し、環境負荷軽減の課題解決に積極的に取り組んでいます。
また、ITリソースの再配置、人財育成、多様な人財の確保などを加速し、IT人財のグローバル化を進めています。
日立グループのグローバル事業拡大に向け、ITで貢献する能力を有する人財を育成し、IT人財ポートフォリオを変革します。
ダイバーシティの推進に積極的に取り組み、従業員のさらなる意識改革・マインド醸成をめざしていきます。
グローバルトップレベルのIT部門をめざして、デジタル人財を含むグローバルIT人財の獲得と育成、技術・スキルの向上に努めています。具体的には、2024日立グループIT中期計画の達成に向けて、IT人財のTo-Be像を描き、IT人財ポートフォリオの見直しとそれに向けたキャリアパス支援、技術力・スキルの強化を推進します。また、最新技術である生成AI※1の業務適用プロジェクトなどを通じ、高度なIT・DX※2人財を育成しています。さらに、国内で勤務する従業員のグローバルITプロジェクト参画を通して、さらなるグローバル対応力の強化を図ります。2023年度からはグローバルITタレントデベロップメント推進チーム(GITD)を立ち上げ、育成対象者のKPIを設定し育成計画を具現化、OJTとOFF-JTの両面からグローバル人財を育成しています。
DEIの推進は日立グループにおける経営戦略の一つであり、会社と従業員の双方が持続的に成長していくことを目標として、IT部門としても積極的に取り組んでいます。
中長期的な視点から、人財の多様化に向けて国籍や性別、経験(日立グループ外経験)などに偏りのない組織をめざします。より積極的に従業員とコミュニケーションを図りながら、公正かつ自立的なキャリア形成の支援と、多様な人財が生き生きと活躍できるカルチャー(意識・風土)をつくります。2023年度からは、グローバルでの戦略策定や意思決定強化を目的とした新たな海外リーダーシップ人財の登用を行っており、具体的には、地域CIO※4など海外人財の登用や海外グループ会社との積極的な人財交流などを実施しています。今後も多様性を尊重したグローバル事業のさらなる加速を推進していきます。