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青森ねぶた祭(日立連合ねぶた)青森ねぶた祭(日立連合ねぶた)

日立連合ねぶた 青森ねぶた祭
2026年 出陣テーマ 「 吉野山 桜下の別れ 」(よしのやま おうかのわかれ)

「 吉野山 桜下の別れ 」(よしのやま おうかのわかれ)
下絵制作者:北村春一氏

平氏を討ち果たし、源平合戦の英雄となった源義経であったが、兄・頼朝との不和により、情け容赦なく追われる身となった。
静御前を伴い、逃げ延びた先は桜の爛漫たる吉野山。

しかし、当時の吉野山は女人禁制の峻厳なる修験の場。義経はこれ以上静を連れて行くことは叶わぬと悟り、苦渋の決断をもって別れを告げる。

再会を信じ、武士の誉れである弓を手に愛馬を駆り、孤独な旅路へと踏み出す義経。
その背を見送る静は、愛する人への尽きぬ思いと再会の願いを
一振りの舞に込め、桜吹雪が舞い散る中で、涙を呑んで艶やかに舞い踊る。

本作は、たとえ離れていても互いの絆を信じ、消えることのない二人の「熱き鼓動」を表現した。
桜散る刹那の別れは、終わりではなく始まり。
この峻烈な覚悟は、暗雲を切り裂く光となり、まだ見ぬ輝かしき「未来の鼓動」を力強く伝えている。

ねぶた師の紹介

ねぶた師「北村春一(きたむら しゅんいち)」

北村 春一(きたむら しゅんいち)
1981年(昭和56年)生まれ
ねぶた師、北村蓮明の長男として青森市に生まれる。
地元の企業や東京での就職経験を経て、2007年帰郷し、父に弟子入り。
2011年にねぶた師としてデビュー。伝統を守りながらも、型にとらわれない「挑み続けるねぶた」をめざしている。