XMAP3(エックスマップスリー)は、基幹業務で使われる画面や帳票の定義/作成から、表示/印刷までを一貫して支援する画面・帳票サポートシステムです。XMAP3はメインフレームのノウハウを活かしたC/Sシステム* や、オンラインと並行した印刷業務など、幅広い場面で活用されています。その理由は、データエントリ業務に適した使いやすい画面や、業務プログラムで柔軟に制御可能な帳票をCOBOLで高効率に開発できるからです。また、クライアントへの業務プログラム配布の必要がないので、保守・運用面でも高い評価をいただいています。
現在、企業の情報システムはオープン化の波が押し寄せています。しかし企業のコアコンピタンスとなる基幹業務では、内容を急激に変化させるとエンドユーザーや協力会社などへの影響が大きいため、画面や帳票は継続的に利用したいというお客さまが少なくありません。
図1 共通インタフェースで幅広く利用できるXMAP3の画面・帳票
基幹業務システムの画面操作を例にとると、エンドユーザーが正確ですばやいデータエントリを実現するため、レスポンスの速さやカーソルの自動スキップ、データチェックなどの機能が重要なポイントとなってきます。これは内部統制として求められる「入力情報の完全性、正確性、正当性を確保する統制」や「例外処理(エラー)の修正と再処理」などにも応用の可能性があるでしょう。
そこでXMAP3は、画面の固定情報をキャッシュして差分テキストデータのみの送信によるすばやいレスポンスを実現したほか、カーソルの自動スキップや日本語入力の自動起動、データチェックなどを、難しいスクリプトを記述しなくても自動的に行える仕掛けを提供しています。また必要に応じてプルダウンメニューからの選択入力をマウスレスで操作することも可能です。
1つ目は、業務プログラムでデータを加工しながら、また条件を判定しながら帳票の内容や出力先を指定できることです。業務ロジックによる帳票の形式変更や仕分けを柔軟に行うことができます。
図2 帳票の出力先や出力形態を柔軟に変更できるXMAP3の帳票運用
XMAP3の特徴をご紹介します。
XMAP3の画面のサンプル、および帳票のサンプルをご紹介します。
XMAP3の製品構成およびシステム構成をご紹介します。