Q-A101. DBPARTNER ODBCドライバはサーバ上で動作する製品ですか?
サーバ上で動作する製品ではありません。
64ビット版DBPARTNER ODBC 3.0 Driver、およびDBPARTNER ODBC Driverはクライアント上で動作するODBCドライバです。
Q-A102. DBPARTNER2からHiRDBに接続する場合、HiRDB ODBCドライバと、DBPARTNER ODBCドライバを利用する場合の違いは何ですか?
HiRDB ODBCドライバを使用してHiRDBへ接続した場合は、DBPARTNER ODBCドライバを使用して接続した場合と比べ、次の機能が使用できません。
- 表定義機能(表定義・更新、表削除、表名・列名変更)が使用できない
- 転送先設定のデータベースに保存、予約する機能が使用できない
- 予約完了状況を確認する機能が使用できない
- データの確認機能で保存利用が使用できない
- 抽出経過表示ダイアログでキャンセルを押しても中断できない*1
- *1
- DBPARTNER2 Clientでの差異です。DBPARTNER2 Client(64)では中断できます。
DBPARTNER ODBCドライバを使用した場合と、HiRDB ODBCドライバを使用した場合では、表一覧、および列属性の表示に次のに仕様差があります。
DBPARTNER ODBCドライバを使用した場合
- 表一覧にスキーマ内にある表を表示する*1
- 列属性のNCHAR、MCHARはNCHAR、MCHARで表示する
- 列属性のNVARCHAR、MVARCHARはNVARCHAR、MVARCHARで表示する
- 列属性のBINARYは未サポート
HiRDB ODBCドライバを使用した場合
- 表一覧に表示される表がDBPARTNER ODBCドライバを使用した場合と異なることがある*1
- 列属性のNCHAR、MCHARはCHARで表示する
- 列属性のNVARCHAR、MVARCHARはVARCHARで表示する
- 列属性のBINARYはLONG VARBINARYで表示する
- *1
- 表一覧には、ODBCドライバから取得した表名を一覧で表示します。表一覧のソート順、取得できる権限の表などは使用するODBCドライバに依存します。
Q-A103. DBPARTNER2 ClientにバンドルされているDBPARTNER ODBC Driverと単体で販売しているDBPARTNER ODBC Driverとの違いは何ですか?
販売体系が異なるだけで、機能に違いはありません。ODBC 2.0に従ったドライバです。
Q-A104. 64ビット版DBPARTNER ODBC 3.0 DriverとDBPARTNER ODBC Driverとの違いは何ですか?
64ビット版DBPARTNER ODBC 3.0 DriverはDBPARTNER2 Client(64)の機能の一部です。ODBC 3.0に従ったドライバです。
DBPARTNER ODBC DriverはDBPARTNER2 Clientとは独立した製品です。DBPARTNER2 Clientにバンドルされていますが、単体で購入することもできます。ODBC 2.0に従ったドライバです。
Q-A105. HiRDB/Run Timeは、64ビット版、32ビット版のどちらをインストールすればいいですか?
DBPARTNER2 Client(64)を使用する際は、64ビット版のHiRDB/Run Timeをインストールしてください。データソースの作成には64ビット版のODBCデータソースアドミニストレーターをご使用ください。
DBPARTNER2 Clientを使用する際は、64ビット版、32ビット版どちらのHiRDB/Run Timeをインストールしても構いません。データソースの作成には32ビット版のODBCデータソースアドミニストレーターをご使用ください。