印字・印刷について
印字開始位置を調整したい
印字開始位置の設定方法
用紙上端からの印字開始位置を調整をするときは、プリンタドライバ経由で印字する場合、アプリケーションで指定した上端余白が優先されますのでアプリケーション側で調整してください。
また、プリンタドライバの印刷設定-[用紙/品質]タブの給紙方法で"ハード優先"を選択すると、プリンタのメニュー設定で設定した吸入位置(印字開始位置 )および給紙先で印字されます。
プリンタのメニュー設定で、吸入位置(印字開始位置)を設定する手順は以下のとおりです。
なお、メニュー設定リンクを押すと、「メニュー設定モードに入るには」や「メニュー設定変更操作時の各スイッチの役割について」へ移動します。
- 手差し単票用紙の吸入位置(印字開始位置)を設定する
- メニュー設定 - テサシ セッテイ - TOF イチ テサシ(単票吸入位置(手差し)) を選択してください。
- 吸入位置(印字開始位置)は1/12 インチ単位で設定できます。設定値 ”0/12(0mm)”〜”13/12(27.5mm)”から選択してください。
現在の印字開始位置を上げたいときは、設定値を小さく、下げたいときは設定値を大きくしてください。
初期設定値は ”9/12 ”(用紙上端から9/12インチ(19.1mm))です。
- [用紙カット]スイッチを押すと変更した設定が保存されます。
設定保存後、表示パネルに【メニューシュウリョウ】と表示されます。
- 表示パネルに【イニシャル ショリチュウ】と表示されて、メニュー設定モードを終了します。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
- 単票用紙(ASF)の吸入位置(印字開始位置)を設定する
- メニュー設定 - ASF セッテイ - TOF イチ ASF(単票吸入位置(ASF))を選択してください。
- 吸入位置(印字開始位置)は1/12 インチ単位で設定できます。設定値 ”0/12(0mm)”〜”13/12(27.5mm)”から選択 してください。
現在の印字開始位置を上げたいときは、設定値を小さく、下げたいときは設定値を大きくしてください。
初期設定値は ”9/12 ”(用紙上端から9/12インチ(19.1mm))です。
- [用紙カット]スイッチを押すと変更した設定が保存されます。
設定保存後、表示パネルに【メニューシュウリョウ】と表示されます。
- 表示パネルに【イニシャル ショリチュウ】と表示されて、メニュー設定モードを終了します。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
- 連帳用紙(前連帳 または、後連帳)の吸入位置(印字開始位置)を設定する
- 前連帳の場合:メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - TOF イチ マエレンチョウ(連帳吸入位置(前連帳))を選択してください。
後連帳の場合:メニュー設定 - ウシロレンチョウ セッテイ - TOF イチ ウシロレンチョウ(連帳吸入位置(後連帳))を選択してください。
- 吸入位置(印字開始位置)は1/12 インチ単位で設定できます。設定値 ”0/12(0mm)”〜”15/12(31.8mm)”から選択してください。
現在の印字開始位置を上げたいときは、設定値を小さく、下げたいときは設定値を大きくしてください。
初期設定値は ”13/12”(用紙上端から13/12インチ(27.5mm))です。
- [用紙カット]スイッチを押すと変更した設定が保存されます。
設定保存後、表示パネルに【メニューシュウリョウ】と表示されます。
- 表示パネルに【イニシャル ショリチュウ】と表示されて、メニュー設定モードを終了します。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
- さらに細かい調整は、プリンタのメニュー設定で吸入位置微調整(1/120 インチ単位)を行ってください。
- 手差しの場合:メニュー設定 - テサシ セッテイ - TOF テサシホセイ(吸入位置微調整(手差し)) を選択してください。
ASFの場合:メニュー設定 - マエASF セッテイ - TOF マエASF ホセイ(吸入位置微調整(ASF))を選択してください。
前連帳の場合:メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - TOF マエレンチョウホセイ(吸入位置微調整(前連帳))を選択してください。
後連帳の場合:メニュー設定 - ウシロレンチョウ セッテイ - TOF ウシロレンチョウホセイ(吸入位置微調整(後連帳))を選択してください。
- 吸入位置微調整は1/120 インチ単位で調整できます。設定値 ”−2.1mm”〜”+2.1mm”から選択してください。
現在の印字開始位置を上げたいときは、設定値を小さく、下げたいときは設定値を大きくしてください。
デフォルトの設定値は ”0mm”です。
- [用紙カット]スイッチを押すと変更した設定が保存されます。
設定保存後、表示パネルに【メニューシュウリョウ】と表示されます。
- 表示パネルに【イニシャル ショリチュウ】と表示されて、メニュー設定モードを終了します。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
印字が薄い
紙厚調整もしくはリボンカセットの交換で改善することがあります。
- リボンカセットを新しいものに交換してください。
- プリンタのメニュー設定で、紙厚調整を行ってください。
- 高複写モードに設定することで印字速度を抑えて、インパクト力をアップすることができます。
- 単票用紙(手差し)の紙厚調整を行う
- メニュー設定 - テサシ セッテイ - カミアツチョウセイ テサシ(紙厚調整)を選択してください。
- ジドウ(自動)、レンジ1・・レンジ8、レンジA・・レンジGから選択してください。
- 単票用紙(ASF)の紙厚調整を行う
- メニュー設定 - ASF セッテイ - カミアツ ASF(紙厚調整)を選択してください。
- ジドウ(自動)、レンジ1・・レンジ8、レンジA・・レンジGから選択してください。
- 連帳用紙(前連帳)の紙厚調整を行う
- メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - カミアツチョウセイ マエ(紙厚調整(前連帳))を選択してください。
- ジドウ(自動)、レンジ1・・レンジ8、レンジA・・レンジGから選択してください。
- 連帳用紙(後連帳)の紙厚調整を行う
- メニュー設定 - ウシロレンチョウ セッテイ - カミアツチョウセイ ウシロ(紙厚調整(後連帳))を選択してください。
- ジドウ(自動)、レンジ1・・レンジ8、レンジA・・レンジGから選択してください。
- *
- 紙と印字ヘッドの間(紙厚調整値)はレンジ1が一番狭く、レンジGが一番広くなっており、狭いほど印字ヘッドの圧力が用紙に伝わります。
また実際の用紙の厚さに対して紙厚調整値が狭いと用紙詰まり、用紙破れ、リボン汚れの原因になります。
レンジの目安については、複写紙の合計枚数と同じ(3枚複写紙であれば"3")、宅配伝票であれば"8"以上となっております。
取扱説明書の第4章「用紙のセット」を参照してください。
1ページ印刷すると、2ページ分紙送りされてしまう
プリンタのメニュー設定のTOF 位置でFF コード受信時の動作を無効に指定してください。
以下の設定を行ってください。
- メニュー設定 - コマンドキノウ セッテイ - TOF カイページ(TOF改頁)を選択してください。
- ムコウ(無効)を選択してください。
印刷されない、もしくはプリンタが反応しない
プリンタドライバで設定したポートとプリンタ本体のインタフェースの設定が違っている場合は、印刷されません。
以下の設定を行ってください。
- メニュー設定 - ハードウエア セッテイ - インターフェースを選択してください。
- セントロ、USBなど実際の接続形態に合うものを選択してください。
LANアダプタをご使用の場合はLANアダプタの推奨設定についてもあわせてご確認ください。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
用紙切れで印刷が途中で止まり、新しい用紙をセットしてから印刷を開始すると前回印刷途中だったところから印字が開始されてしまう
- オーバーライド機能を使って、印字途中のデータをページの最後まで印字してください。
- 用紙の掛け替えを行ってください。
- *
- オーバーライド機能:印字中に用紙切れとなった場合、[オンライン]スイッチを押すごとに1行分のデータの印字、改行を行うことができます。
用紙の掛け替えで、1ページの途中から印字が始まるのを1ページ頭から印刷が始まるようにしたい。用紙切れのページを最後まで印刷したい
前連帳の場合
- 連帳用紙(前連帳)のPE検出位置を設定する
- メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - PE キョリ マエレンチョウ(PE検出位置(前連帳))を選択してください。
- 0mmに設定してください。
後連帳の場合
- 連帳用紙(後連帳)のPE検出位置を設定する
- メニュー設定 - ウシロレンチョウ セッテイ - PE キョリ ウシロレンチョウ(PE検出位置(後連帳))を選択してください。
- 0mmに設定してください。
プレプリント印刷の注意事項
プレプリント印刷された用紙を使用すると、用紙センサーが用紙無しと判断して、給紙できないまたは印字開始位置がずれる場合があります。取扱説明書の「プレプリント用紙を使用するとき」を参照してください。
バーコード印刷できますか
アプリケーションで生成したバーコードデータを印刷してください。バーコードの読み取りについては、用紙やアプリケーション、プリンタ、バーコードリーダーなどの状態や設定により影響されます。ご使用前に実環境での確認や調整を十分に行ってください。
改行動作による印字位置変更について
微小改行やプラテンノブ(PC-PD1080など)での印字位置変更は頭出し位置に反映されません。次ページの頭出し位置から印字位置を変更した分だけずれます。
- *
- プリンタ側での自動修正は行われません。
Windows10でパラレルポートから印刷できない
Windows10 バージョン1511(OS build 10586)ではパラレルポートから印刷できない場合があります。
この場合、Windowsの更新プログラム(KB3140743)を適用することでパラレルポートからの印刷が可能となる場合があります。
Windows10のバージョンを確認する手順は以下の通りです。
- デスクトップ画面左下(タスクバー)の検索ボックスに「winver」と入力し、Enterボタンを押下します。
- Windowsのバージョン情報画面が開きますので、画面内に表示されるバージョンを確認してください。
USB接続で印刷できない
- プリンタの電源をOFFにしてUSBケーブルを再接続し、接続した後電源をONにしてください。
- お使いのPCとプリンタがUSBケーブルで接続されているかご確認ください。
- プリンタドライバのポートにUSBポートが設定されているかご確認ください。
- デバイスマネージャ画面を表示してください。
以下はWindows 10/Windows Server 2016の手順です。
- 「スタート」メニューのWindowsシステムツールのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスマネージャー」
以下はWindows 8.1/Windows Server 2012 R2/Windows 8/Windows Server 2012の手順です。
- デスクトップ画面右側のチャームバー内「設定」のコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスマネージャー」
以下はWindows 7/Windows Server2008R2/Windows Vista/Windows Server 2008の手順です。
- 「スタート」メニューのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスマネージャー」
以下はWindows XP/Windows Server 2003の手順です。
- 「スタート」メニューのコントロールパネル内「管理ツール」内の「コンピュータの管理」の「デバイスマネージャ」
- 「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の「USB印刷サポート」を選択し、右クリックして[プロパティ]を選択してください。
- プロパティ画面が表示されますので、「詳細」タブを選択してください。
- 「デバイスの説明」 プルダウンメニューから「バス関係」 を選択してください。
- 接続されているプリンタ名が表示されますので、プリンタ名の後のUSBポート(例:USB001)を確認し「OK」ボタン押下で画面を閉じてください。
- 次に、プリンタドライバのアイコンを表示してください。
以下はWindows 10/Windows Server 2016の手順です。
- 「スタート」メニューのWindowsシステムツールのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスとプリンター」
以下はWindows 8.1/Windows Server 2012 R2/Windows 8/Windows Server 2012の手順です。
- デスクトップ画面右側のチャームバー内「設定」のコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスとプリンター」
以下はWindows 7/Windows Server2008R2の手順です。
- 「スタート」メニューのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスとプリンター」
以下はWindows Vista/Windows Server 2008の手順です。
- 「スタート」メニューのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「プリンタ」
以下はWindows XP/Windows Server 2003の手順です。
- 「スタート」メニューのコントロールパネル内「プリンタとFAX」
- 使用するプリンタを選択して右クリックして[プリンターのプロパティ]を選択してください。
- プロパティ画面が表示されますので、プロパティ画面の「ポート」タブを選択してください。
- 印刷ポート一覧が表示されますので、上記「8.」で確認したUSBポートにチェックが入っているかご確認ください。
チェックが入っていない場合はUSBポートにチェックを入れ、プロパティ画面下部「適用」または「OK」ボタンを押下して変更を確定してください。
上記を実施しても印刷できない場合は、「印刷されない、もしくはプリンタが反応しない」をご覧ください。
用紙について
自動でカット位置まで用紙を送りたい
オートティアオフ機能を有効にする
用紙がTOF 位置にあるとき、設定された時間印字データが送信されなかった場合、自動的にカット位置まで用紙を送ります。
以下の設定を行ってください。
- メニュー設定 - ハードウエア セッテイ - オートティアオフを選択してください。
- 1secもしくは3secを選択してください。
左端余白をプリンタ側で設定したい
単票テーブル
イージーセット機能を有効に設定した場合は、メニュー設定のイージーセットの左端余白で設定してください。
- メニュー設定 - テサシ セッテイ - イージーセットサタンヨハク(イージーセットの左端余白) を選択してください。
- 0mm〜45.2mmから選択 (工場出荷時5.1mm、1/90 インチ単位)してください。
イージーセット機能を無効に設定した場合は、用紙ガイドを移動させて調整してください。
(用紙の左端から印字を行うときは、用紙ガイドの目盛り0のところに、用紙の左端を合わせてください。)
連続帳票用紙用トラクター
目盛りの▼の位置から印字されます。(目盛りの▼より左側が左端余白となります。)
トラクターの位置を移動させて調整してください。
オートシートフィーダー
用紙ガイドを移動させて調整してください。
(用紙の左端から印字を行うときは、用紙ガイドの▽のところに、用紙の左端を合わせてください。)
連続帳票用紙に印字した後、給紙先を変更するとエラーが出て自動的に切り替わらない
連続帳票用紙に印字した後、給紙先を変更する場合は、連続帳票用紙の排紙を手動で行う必要があります。
[用紙セット/排出]ボタン押下により手動で排紙した後、給紙先を切り替えて、用紙をセットしてください。
使用できる用紙サイズについて
単票用紙
用紙長さ:70〜420mm、用紙幅:90〜304.8mm(イージーセット使用時100〜297mm)
オートシートフィーダー(ASF)
用紙長さ:182〜420mm、用紙幅:182〜297mm
連続帳票用紙
用紙長さ(折畳み長さ):76.2〜355.6mm(3〜14インチ)、用紙幅:76.2〜304.8mm(3〜12インチ)
連続帳票用紙を左から右に寄せたいが、トラクターの出っ張りがあり用紙ガイドがそれ以上動きません
用紙送りトラクターは、用紙送り穴付近の左端印字禁止範囲に印字しないように、ある程度以上移動できないようになっています。対応としてはデータの左端余白を削る必要があります。
印刷中にASFの用紙がなくなった時、「手差し用紙をセットしてください」というエラーが表示される
続けてASFから印刷を行いたい場合は以下の手順で設定してください。
- メニュー設定 - ハードウェア セッテイ - ASF カミナシ(ASF用紙なし時の動作)を選択してください。
- "PE"を選択してください。
印刷したい用紙サイズがリストにない。ユーザ定義の用紙サイズをリストに追加したい
- 「デバイスとプリンター」を開く。
- Windows10/WindowsServer2016での開き方:「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows8.1/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2での開き方:「アプリ」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows7/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2での開き方:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- 対象プリンタのアイコンを選択状態にし、「プリントサーバープロパティ」を開く。
- 「用紙」タブの「新しい用紙を作成する」にチェックを入れる。
- 「用紙名」に任意の名前を入力する。
- 「用紙の説明」に作成したい用紙のサイズを入力する。
- 「用紙の保存」ボタンをクリック。
- 「閉じる」ボタンをクリック。
用紙サイズの指定場所がわからない
- 「デバイスとプリンター」を開く。
- Windows10/WindowsServer2016での開き方:「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows8.1/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2での開き方:「アプリ」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows7/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2での開き方:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- 対象プリンタのアイコンを選択状態にし、右クリック - [印刷設定]を選択してください。
- [詳細設定]ボタンをクリックして、"用紙サイズ"の項目にセットする用紙サイズを指定してください。
用紙カット位置を調整したい
「用紙カット」スイッチを押し、用紙カット位置まで用紙を送り出し、「用紙カット」スイッチを押し続けた状態で、「改行/高複写」スイッチ(用紙送り量を大きくします)または「改頁/高速」スイッチ(用紙送り量を小さくします)を押してください。(1回スイッチを押すごとに1/120インチ補正します)
変更した調整の結果は、「用紙カット」スイッチから手を離すことで、プリンターに記憶されます。
- * 調整できるのは後連帳のみとなります。前連帳は一律11インチ送り出す仕様となっております。
単票用紙が給紙されない
使用できる用紙サイズの用紙幅に満たない場合、用紙が給紙されないことがあります。規定の用紙幅を満たしているかは、「使用できる用紙サイズ」でご確認ください。
現在プリンタで選択した用紙から印字したい
プリンタドライバの[給紙方法]で[ハード優先]を選択してください。
- *
- 上記設定を行うと、プリンタで指定された吸入(頭出し)位置の設定が有効となります。「印字開始位置を調整したい」を参考に吸入位置を調整してください。
用紙サイズと印刷の向きと給紙方向
単票用紙を給紙する場合、
- プリンタドライバの用紙サイズ設定でA4(縦)を指定した場合、印刷の向きによらず、A4用紙を縦方向に(給紙口に対して用紙の短い辺から)給紙してください。
- プリンタドライバの用紙サイズ設定でA4(横)を指定した場合、印刷の向きによらず、A4用紙を横方向に(給紙口に対して用紙の長い辺から)給紙してください。
連続紙の用紙サイズをプリンタ本体で指定したい
前連帳で用紙長11インチの場合
- 連帳用紙(前連帳)の改行量と頁長(前連帳)を設定する。
- メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - カイギョウマエレンチョウ(改行量)を選択してください。
- 6LPIを選択してください。
- メニュー設定 - マエレンチョウ セッテイ - ページチョウ マエ(頁長(前連帳))を選択してください。
- 66ギョウに設定してください。
- ページ長変更契機を設定する
- メニュー設定 - ハードウェア セッテイ - ページチョウ ヘンコウケイキ(ページ長変更契機) を選択してください。
- メニューユウセン(メニュー優先)を選択してください。
- *
- 用紙サイズは通常プリンタドライバもしくはESC/Pコマンドで指定してください。
ただし、上記指定を行うことで、プリンタ側で優先的に指定できます。
作成した用紙サイズがリストに表示されない
プリンタおよびドライバで使用できない用紙サイズは表示されません。
[印刷設定]や[プリンターのプロパティ]の画面を一度閉じないと新規に作成した用紙サイズの名前がリストに表示されません。
用紙サイズの作成手順は下記になります。
- 「デバイスとプリンター」を開く。
- Windows10/WindowsServer2016での開き方:「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows8.1/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2での開き方:「アプリ」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows7/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2での開き方:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- 対象プリンタのアイコンを選択状態にし、「プリントサーバープロパティ」を開く。
- 「用紙」タブの「新しい用紙を作成する」にチェックを入れる。
- 「用紙名」に任意の名前を入力する。
- 「用紙の説明」に作成したい用紙のサイズを入力する。
- 「用紙の保存」ボタンをクリック。
- 「閉じる」ボタンをクリック。
操作方法について
単票排出方向を変更したい
- [メニュー設定] - [テサシ セッテイ]- [ハイシュツホウコウ テサシ] を選択してください。
- 排出したい方向にあわせて"ゼンポウ"および"コウホウ"を選択してください。
- [登録・終了/オンライン]スイッチを押してください。
- 「ハイ」を選択([高速/改頁]スイッチを押す)してください。
- 表示パネルに「イニシャル ショリチュウ」と表示されて、設定が完了します。
設定の詳細は取扱説明書の第3章「プリンターの機能とその使い方」を参照してください。
連続帳票をセットしても単票用紙が要求される
次の手順で、プリンタドライバの[給紙方法]を設定してください。
- プリンタドライバのアイコンを表示してください。
以下はWindows 10/Windows Server 2016/Windows 8.1/Windows Server 2012 R2/Windows 8/Windows Server 2012の手順です。
- コントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスとプリンターの表示」
以下はWindows 7/Windows Server2008R2の手順です。
- コントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「デバイスとプリンター」
以下はWindows Vista/Windows Server 2008の手順です。
- コントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」の「プリンタ」
以下はWindows XP/Windows Server 2003の手順です。
- コントロールパネル内「プリンタとその他のハードウェア」の「プリンタとFAX」
- 使用するプリンタを選択して右クリック-[印刷設定]を選択してください。
- 「用紙/品質」タブを選択し、[給紙方法]を実際に使用したい給紙方法に変更してください。
- 「詳細設定」ボタンを押下し、用紙サイズに実際に使用したい用紙サイズを選択してください。
- プロパティ画面下部の「適用」または「OK」ボタンを押下して、変更を確定してください。
上記を実施しても改善しない場合は、取扱説明書 第4章「用紙のセット」にプリンタ本体側の設定方法が記載されていますので、あわせてご覧ください。
印刷をかけたが、キャンセルしたい
「オンライン」スイッチを押下し、プリンタをオフライン状態にしてください。
印刷を行ったPC端末もしくはプリントサーバのスプールデータ(印刷キュー)を削除してください。
プリンタの電源をOFF/ONおよびLANアダプタのACアダプタの抜き差しをしてください。
ユーザー定義サイズの作成方法
ユーザー定義サイズの新規作成方法
- 「デバイスとプリンター」を開く。
- Windows10/WindowsServer2016での開き方:「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows8.1/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2での開き方:「アプリ」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows7/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2での開き方:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- 対象プリンタのアイコンを選択状態にし、「プリントサーバープロパティ」を開く。
- 「用紙」タブの「新しい用紙を作成する」にチェックを入れる。
- 「用紙名」に任意の名前を入力する。
- 「用紙の説明」に作成したい用紙のサイズを入力する。
- 「用紙の保存」ボタンをクリック。
- 「閉じる」ボタンをクリック。
用紙サイズを指定することで、給紙先を切り替えて印刷する(用紙の割り当て)
- 「デバイスとプリンター」を開く。
- Windows10/WindowsServer2016での開き方:「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows8.1/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2での開き方:「アプリ」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- Windows7/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2での開き方:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」
- 対象プリンタのアイコンを選択状態にし、右クリック-[プリンターのプロパティ]を選択してください。
- [デバイスの設定]タブの「給紙方法と用紙の割り当て」でそれぞれに用紙を割り当ててください。
- 次に項番2のプリンタを選択して右クリック−[印刷設定]を選択してください。
- [給紙方法]で「自動選択」を指定してください。
- アプリケーションなどで用紙サイズを指定して、印字を行ってください。
- *
- 項番3で割り当てた給紙方法で印字されます。
- *
- 用紙サイズが同じ場合は、想定した給紙先から印字されない場合があります。
プリンタドライバのインストール時、セットアップの画面で「0mm」と「8.5mm」の選択肢が表示されることがある。どちらを選択すればよいでしょうか
(0mm)および(8.5mm)は、ドライバで付加する上端の余白量の違いとなります。
電源ON時に前連帳で使用したい
- メニュー設定 - ハードウェアセッテイ - ヨウシモード(用紙モード)を選択してください。
- レンチョウモード を選択してください。
- メニュー設定 - ハードウェアセッテイ - ヨウシシュルイ レンチョウ(連帳種類選択)を選択してください。
- マエレンチョウ を選択してください。
用紙カットのボタンを押下すると用紙送り位置がずれる
プリンタドライバの用紙サイズを正しく(用紙サイズに合わせて)指定してください。プリンタドライバの用紙サイズの指定は[印刷設定]内の[詳細設定]ボタンをクリックし、[詳細オプション]内の[用紙サイズ]で行ってください。
- *
- PC-PD4070SおよびPC-PD4081Aの前連帳は一律11インチ送り出す仕様となっております。
後ASFを指定しても手差し給紙を要求される
プリンタドライバでの給紙先が「後ASF」となっているか確認してください。また、ASFがプリンタに正しく認識されているか確認してください。オフライン状態で用紙選択スイッチを押して、ASFが選択できるか確認してください。
改頁スイッチを押したとき、用紙はどれだけ送られるのでしょうか
電源スイッチを入れた直後に、改頁スイッチを押した場合はメニュー設定で指定された用紙サイズの長さ分だけ用紙送りされます。
印刷後などで、直前に印刷したデータの用紙サイズをプリンタが保持している場合はその用紙サイズの長さ分だけ用紙送りされます。
テストページの印刷をASFから行いたい
- プリンタドライバの[印刷設定]-[給紙方法]で「ASF」を指定してください。
- プリンタドライバの[プリンターのプロパティ]-[全般]タブ内の[テストページの印刷]ボタンをクリックしてください。
ASF(単票自動給紙機構)から正しく給紙されない
ASFが正常に取り付けられていない場合に正しく給紙できないことがあります。
ASFを一旦取り外し、取り付けていただいて正しく給紙できるかご確認ください。
(ASFの取り付け方法は取扱説明書 第1章「オートシートフィーダーの取り付け」を参照ください)
また、取扱説明書 第6章「こんなときには」にもASFから正しく給紙されない場合の対処方法が記載されていますので、あわせてご覧ください。
単票用紙がうまく給紙されない
斜行検出を無効にしてください。
- メニュー設定 - テサシセッテイ - テサシシャコウケンシュツ(手差し斜行検出)を選択
- "ヨコトジデンピョウ"を指定してください。
イージーセットを有効にしてお使いの場合は以下の設定で斜行検出を無効にしてください。
- メニュー設定 - テサシセッテイ - イージーシャコウケンシュツ(イージーセット斜行検出)を選択
- "ヨコトジデンピョウ"を指定してください。
ダウンロードしたプリンタドライバをWindows 10/Windows Server 2016にインストールしたい
(対応機種:Windows 10/Windows Server 2016 対応機種)
ドライバの詳しいインストール手順は、最新版取扱説明書に掲載の「Windows 10/Windows Server 2016 日本語版 プリンタードライバー インストールガイド」をご覧ください。
ドライバインストール手順は以下の通りです。
- コンピューターの管理者権限を持ったユーザでログオンします。
- 「スタート」メニューのWindowsシステムツールのコントロールパネル内「ハードウェアとサウンド」内の「デバイスとプリンター」を選択します。
- 「デバイスとプリンター」画面の「プリンターの追加」ボタンを押下します。
- 「デバイスを追加します」画面が表示されますので、「プリンターが一覧にない場合」ボタンを押下します。
- 「プリンターの追加」画面が表示されますので、「ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。
- プリンタを接続するポートを指定し、「次へ」ボタンを押下します。
- *
- 「既存のポートを使用」の一覧に、プリンタを接続するポートが存在しないなど、ポートの準備が整っていない場合は、「LPT1:(プリンターポート)」など仮のポートを選択してください。
- *
- ドライバインストール後も「プリンターのプロパティ」画面の「ポート」からポートの設定変更が可能です。
- 「プリンタードライバーのインストール」画面が表示されますので、「ディスク使用」ボタンを押下します。
- 「フロッピーディスクからインストール」画面が表示されますので、「参照」ボタンを押下します。
- ダウンロードしたドライバデータフォルダ内のinfファイルを選択して、「開く」ボタンを押下します。
- *
- ダウンロードしたドライバデータは圧縮されているので、あらかじめ任意の場所に解凍しておく必要があります。
- *
- ドライバデータフォルダ名やinfファイル名はプリンタによって異なります。
- 「フロッピーディスクからインストール」画面に戻りますので、「OK」ボタンを押下します。
- リストボックス内にドライバ名が表示されます。お使いになるドライバ名を選択し、「次へ」ボタンを押下します。
- *
- 「どのバージョンのドライバーを使用しますか?」という画面が表示されたときは「現在のドライバーを置き換える」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。
- 「プリンター名を入力してください」画面が表示されますので、プリンター名の入力を行い、「次へ」ボタンを押下します。
- *
- プリンタ名を変更する場合は、変更後のプリンタ名を入力してください。
- 「ユーザーアカウント制御」ダイアログに「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたときは、「はい」ボタンを押下します。
- ファイルのコピーが開始されます。
- ファイルのコピーが終了すると「プリンター共有」画面が表示されますので、プリンタを共有するかどうかの指定を行い、「次へ」ボタンを押下します。
- 共有しない:「このプリンターを共有しない」を選択します。
- 共有する: 「このプリンターを共有して、ネットワークのほかのコンピューターから検索および使用できるようにする」を選択し、共有名・場所・コメントを入力します。
- 「ドライバー名」が正しく追加されましたと表示されていることを確認し、通常使うプリンターの設定を行い、ウィザードを終了するために「完了」ボタンを押下します。「テストページの印刷」ボタンが表示されますので、必要に応じテストページの印刷を実行してください。
- Windowsを再起動します。
以上でドライバのインストールは終了です。
その他
オプションの使用制限などについて
自動給紙機構とトラクターユニットを同時接続することはできません。
LANアダプタの推奨設定について
LANアダプタをご使用の際は、プリンタの設定を下記の通り設定するようにしてください。
PC-PB20211/PC-PB20301使用時
- 受信バッファ:無効(用紙詰まり時などにリカバリがしやすくなるため、本設定を推奨します)
- メニュー設定 - ハードウエア セッテイ - インターフェースを選択してください。
- セントロ/バッファムコウを選択してください。
共通
- TOF改頁:無効
- メニュー設定 - コマンドキノウ セッテイ - TOF カイページ(TOF改頁)を選択してください。
- ムコウ(無効)を選択してください。
プリンタドライバのインストール時に「アクセス拒否」のエラーが表示される
日立ソリューションズ社製「秘文」がインストールされている場合に、エラーが出ることが確認されています。秘文がインストールされていない環境でインストールを行ってください。
ゼロスラッシュが有効にならない
ゼロスラッシュ有効の設定は1バイトコードのANK文字(ただし、OCR-Bフォントを除く)で有効となります。
ゼロスラッシュの設定は以下で行ってください。
- メニュー設定 - ソノタセッテイ - ゼロフォント(ゼロフォント)を選択してください。
- (スラッシュ有)を選択してください。
プリンタに外字登録はできますか
プリンタに外字登録はできません。
ソフトウェア上で外字の登録かフォントを追加してプリンタドライバ経由で印刷してください。
Windows8でプリンタドライバの設定を変更したい
- アプリ画面からコントロールパネルを表示してください。
以下はWindows 8.1での手順です。
- (1)スタート画面で、マウスを動かして表示される左下部の↓をクリックしてください。
- (2)アプリ画面からコントロールパネルをクリックしてください。
以下はWindows 8での手順です。
- (1)スタート画面で右クリックし、下部に表示されるアプリバーの右側の「すべてのアプリ」をクリックしてください。
- (2)アプリ画面からコントロールパネルをクリックしてください。
- [ハードウェアとサウンド]カテゴリーの「デバイスとプリンターの表示」か、「デバイスとプリンター」をクリックしてください。
- プリンタアイコンを選択し、右クリックで「プリンターのプロパティ」を選択して下さい。