ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

金融業界では、金融ビックバン以降、新しいサービスを次々に市場へ投入している。それに伴って開発される新しい業務システムを既存の基幹システムとシームレスに連携するためには、システム間で共通のインタフェースを提供し、接続インタフェースの数を削減することが必要である。EP8000シリーズは、システム間で共通のインタフェースを提供し、接続インタフェースの相違を吸収するハブサーバとして、金融機関の勘定系システムを外部の取引先のシステムに接続するシステム連携基盤となる。

さらに、EP8000シリーズは、メインフレームとのチャネル直結機能を持ち、日立製作所のクリエイティブサーバ「3500シリーズ」の機能を継承した多回線接続機能を持ち、豊富な回線プロトコルをサポートしている。これらの多彩な通信機能を利用して金融・証券会社の基幹系オンライントランザクション処理を効率的に負荷分散させ、通信サーバソリューションのプラットフォームとして、システム全体のスループットの向上と基幹システムへのノンストップ接続を図る。

ハブサーバへの適用例(銀行業):
複数銀行の勘定系を集約した大規模共同センタのハブサーバに適用した例を示す。レガシーな通信プロトコルを活用して既存システムとの接続を図った。

図:ハブサーバへの適用例(銀行業)

ATM:Asynchronous Transfer Mode VPN:Virtual Private Network
ACONARC:Advanced Connection Architecture L3SW:layer three switch