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都市間(メトロ系)通信ネットワークに向けたMEMS型光スイッチ素子を開発
-3次元マトリクス方式の採用により小型化と低損失化の両立を実現- MEMS型光スイッチ素子
日立製作所機械研究所(所長:大木博、以下日立)は、このたび、日立金属株式会社 先端エレクトロニクス研究所(所長:山内清隆)の協力を得て、都市間(メトロ系)ネットワーク向けの3次元MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) (*1) 型光スイッチ素子開発しました。本素子では、3次元のMEMS型光マトリクススイッチ(*2)方式を採用し、また、新たな光路方式を開発したことによって、小型(縦30mm、横80mm、高さ12mm)化と低損失(光の損失(*3)が3.0デシベル以下)化の両立を実現しました。本素子は、これまで基幹系ネットワークにおける障害発生時のルート切換えなどでの利用が想定されてきた3次元MEMS型光スイッチを、都市間(メトロ系)ネットワークにおける利用にも拡大するものとして期待されます。 近年、光ファイバ通信は、加入者宅まで光ファイバをつなげるFTTH(Fiber To The Home)の普及が進んでいます。これにともなって、通信データが集中する基幹系ネットワークや都市間(メトロ系)ネットワークでは、障害時に対応できる迂回ルートの設定や、割り当てファイバ数などの変更によるネットワークの効率的運用が、ますます重要となっています。従来のネットワーク管理は、光信号をいったん電気信号に変換して切り換えをする「光/電気変換式スイッチ」が用いられてきましたが、光伝送速度の高速化とともに、高速に信号を処理する電子デバイスの開発が課題となってきています。このため、近年、あらゆる伝送速度に対応可能で、信号を光のまま切り換えられる光スイッチが注目されています。 このような背景から今回、日立では、今後、需要の拡大が予想される都市間(メトロ系)ネットワーク用の光スイッチ素子を開発しました。開発した技術の特徴は、以下の通りです。
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