日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(グループ長&CEO 百瀬 次生)は、松下電器産業株式会社とDVDビデオカメラの共同開発を行い、従来機体積比約50%、質量比約70%の大幅な小型化、軽量化を実現すると共に、8cmDVD-RAMディスク、8cmDVD-Rディスクに加え、SDメモリーカード記録にも対応した使い勝手のよいDVDビデオカメラ「DZ-MV350」を3月8日、「DZ-MV380」を5月10日に発売します。「DZ-MV380」は、総画素数約102万画素のCCDとメガピクセル対応の高性能レンズを採用しています。より小型軽量の「DZ-MV350」は、総画素数約68万画素のCCDを搭載しています。
また、本製品を「美しい映像」にこだわるファミリー向け製品ワールド「(ウー)」をストレージ応用の面から補完していく「DVDカム 」として、積極的な販売活動を行います。
本製品は、8cmDVDディスクへの映像記録と、検索・再生が簡単にできる「ディスクナビゲーション機能」により、テープ式ビデオカメラと比べ、大幅な使い勝手の向上を実現しています。本製品で記録した8cmDVD-Rディスクは、多くのDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブで再生できます*2。8cmDVD-RAMディスクは、DVDビデオレコーダー(DVD-RAM方式)やDVD-RAMドライブ搭載パソコンで再生や編集が楽しめます。
また、新開発の丸型ホルダータイプ8cmDVDディスクの採用と、新開発の小型・薄型「DVDカムドライブ」や、高密度実装基板、小型部品の搭載により、従来機種(DZ-MV250)に比べ体積比約50%、質量比約70%(DZ-MV350の場合)の薄型・小型・軽量化を実現し、撮影時の操作性と移動時の携帯性を大幅に改善しています。
さらに、撮影した映像をパソコンで編集したり、編集後の映像を再びDVDに記録するためのPC編集キットを同梱しています。パソコンへの接続は、USB2.0ハイスピードモードに対応していますので、パソコンにおいても快適な操作を楽しめます。加えて、新たにSDメモリーカードへの静止画記録に対応することで、当社のハイビジョンプラズマテレビPDH3000シリーズ、PDW3000シリーズなどSDメモリカードに対応したテレビやプリンター等で、直接静止画の再生や印刷が楽しめます*3ので、パソコンをはじめ、家庭のデジタル機器とのネットワークを大きく広げています。
また、本シリーズは新CCD、新レンズの搭載や新開発のフィルター処理を含む高画質デジタル画像処理技術を採用した1チップMPEG2/JPEGコーデック「DVDカムエンジン」を搭載し、解像感や色再現性など従来機種に比べ大幅な画質改善を図っていますので、撮影時のみならず再生・編集時にも高画質映像をお楽しみいただけます。