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宇宙通信株式会社 株式会社日立製作所 宇宙通信、日立製作所と小型携帯VSAT[1]システムを共同開発
〜Ku帯[2]で世界最小クラスの小型携帯VSATを利用した通信サービスを実現〜 宇宙通信株式会社(以下 宇宙通信、本社:東京都品川区、代表取締役社長:安念 彌行)は、株式会社日立製作所(以下 日立、本社:東京都千代田区、取締役社長:庄山 悦彦)と、小型携帯VSATシステムの共同開発を行うことに合意しました。 業界におけるKu帯可搬型VSATの大半は一般にアンテナ径が75cmφ程度と大きく、利用の度に衛星を捕捉するための手間と時間がかかり、機動性と操作性の両面から問題を抱えていました。台風などの災害発生時には、迅速で正確な情報伝達のために、連絡網を確実に確保することが必要になります。近年、危険性が指摘されている地震災害時対応の必要性からも、使い勝手の良いVSATシステムへのニーズは高まりを見せていました。 両社はシステムの完成を急ぎ、今年7月にはシステムの制御局を宇宙通信の茨城衛星管制局に設置、8月にシステムの実働試験を行い、9月1日より回線の確保が確実に可能な専用線サービスを軸にサービス提供を開始する予定です。通信サービスの提供は宇宙通信が、VSATの供給は日立が担当し、顧客VSATの保守サービスについては、日立の全国に広がる保守ネットワークを利用して、きめ細かく対応していく方針です。 宇宙通信の通信衛星スーパーバードは、地方公共団体の約5000局VSATを結ぶ「地域衛星通信ネットワーク(LASCOM)」で利用されているのを始め、多くの主要電力会社・ガス会社により、地上のバックアップ回線として利用されています。宇宙通信の培ってきた衛星通信技術と、日立の技術開発力の融合により開発される今回のシステムは、緊急災害時の非常用ネットワークとしてご活用いただけるものと確信しています。また非常用のみならず、山間部・離島との連絡回線として、工事現場での臨時回線として、通常利用でもお使いいただけます。 今後とも宇宙通信は、重要通信を担う第一種電気通信事業者としての責務を自覚し、積極的に技術開発を行っていく所存です。また、日立は衛星通信システム技術を活用し、ユーザの利便性を考慮したシステム構築を行ってまいります。
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