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マルチプロセッサに対応した低消費電力回路技術の開発に成功
−消費電力1/3、設計・テスト期間1/10に− 日立製作所中央研究所(所長:西野壽一)は、このたび、次世代の高性能デバイスとして期待されるマルチプロセッサ(マイクロプロセッサを複数個集積したもの)の消費電力を大幅に低減する新回路技術「自律分散型ユニバーサルコントロール技術」の開発に成功しました。本回路を、試作チップに適用した評価結果から、マルチプロセッサの消費電力1/3、設計期間1/10、性能テスト時間1/10となることがわかりました。マルチプロセッサの設計やテストに負担をかけずに、処理速度/電力比を最大にする技術です。 PCの頭脳であるマイクロプロセッサに代表されるシステムLSIは、微細化と高集積化によって複雑な機能を一チップに集約し、性能向上を達成しています。さらに次の世代では、マイクロプロセッサを一チップ上に複数個集積し飛躍的な性能向上を行う"チップ・マルチプロセッサ技術"が検討されています。このようにチップの集積度がますます高くなると、消費電力の増加が大きな問題となっています。プロセッサの低消費電力を実現する手段として、動作条件(クロック周波数、電源電圧、基板バイアス)を最適化し、消費電力の無駄をなくす"ユニバーサルコントロール技術"が提案されています。しかし、この手法をマルチプロセッサに適用するためには、回路に特別な制御が必要であること、設計が複雑化すること、テスト時間が増加することなど、多くの欠点がありました。 そこで今回、上述の課題を解消する、マルチプロセッサ向けの新回路技術「自律分散型ユニバーサルコントロール技術」を開発しました。開発した技術の特徴は以下の通りです。
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