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株式会社日立製作所 チッソ株式会社 イーレックス株式会社 チッソ石油化学への電熱併給とイーレックスへの余剰電力の売電を目的とした合弁会社設立について
株式会社日立製作所(社長:庄山悦彦、以下日立)、チッソ株式会社(社長:後藤舜吉、以下チッソ)、イーレックス株式会社(社長:渡邊博、以下イーレックス)の3社は、チッソの100%子会社であるチッソ石油化学株式会社(社長:かせ野修平、以下チッソ石油化学)への電力・蒸気の併給、および余剰電力のイーレックスへの売電を目的とした五井コーストエナジー株式会社(社長:杉山俊介、以下五井コーストエナジー)を、7月5日にチッソ石油化学五井製造所内に設立しました。同社は、2003年1月に、発電を行うた めのコ・ジェネレ−ション設備の建設に着手し、2004年6月に運転を開始する予定です。 五井コーストエナジーが使用する設備は、日立のH-25型ガスタービンを使用したコンバインドサイクル発電設備です。本設備は出力11万kWの発電が可能であり、五井コーストエナジーは、発電した電気の一部と蒸気の全てをチッソ石油化学五井製造所に、余剰電力についてはイーレックスに供給します。 日立は、大型発電プラントから自家用発電プラントといった幅広い発電事業において、様々な実績を有しています。また、チッソ石油化学は、既設インフラを有効活用できるとともに、これまでの安定した自家用発電プラントの運転実績があります。さらに、イーレックスは、早期に電力小売事業に参入し、強い電力販売力を有しています。 五井コーストエナジーは、発電設備の建設・メンテナンスを日立が行い、チッソ石油化学が設備の運転を担当し、イーレックスが余剰電力の小売を行うなど、3社の強みを最大限に活かすことにより、安定した電力と蒸気の供給を行うことができます。
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