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半導体デバイス特性に及ぼす銅の影響を解明
低温配線工程での銅の拡散挙動を系統的に解析 日立製作所 中央研究所(所長:西野壽一)は、このたび、最先端LSIの配線材料に用いられている銅が、半導体デバイス特性に与える影響をはじめて系統的に評価しました。配線工程を想定して、低温での半導体基板裏面からの銅拡散を調べた結果、裏面に存在する銅の濃度と、基板の構造に依って、銅の拡散挙動には大きな違いがあることが判明しました。また、銅がデバイス特性に与える影響は、上記拡散挙動を解析することにより予見可能であることが分かりました。今回得られた知見は、銅配線を用いた半導体の信頼性向上に大きく寄与すると考えられます。 近年急速に市場が拡大しているシステムLSIの高性能化には、銅配線の適用が不可欠となっています。これは、銅が、従来、配線に用いられていたアルミニウム合金に比べて、抵抗率が小さく、高密度の電流を流すことが出来るという特長を有しているためです。
このような背景から、当社中央研究所では、配線工程における低温での銅の拡散挙動に着目して、銅が半導体デバイス特性に与える影響を系統的に評価致しました。 なお、本成果は、12月9日から米国サンフランシスコで開催された電子デバイスに関する国際会議「2002 International Electron Devices Meeting」にて発表されました。
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