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日立のスーパーコンピュータが円周率計算の世界記録を更新
- スーパーコンピュータシステム「HITACHI SR8000/MPP」と、今回新たに共同開発した多数桁計算および円周率公式の高速アルゴリズムを用いて達成 - 株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小野 功、以下 日立)が納入したスーパーコンピュータシステム「HITACHI SR8000/MPP」(以下 「SR8000/MPP」)を用いて、東京大学 情報基盤センター(東京都文京区、センター長:岡部 洋一、以下 東大) スーパーコンピューティング研究部門 金田 康正教授が、円周率計算の桁数で約1兆2,400億桁の世界記録を樹立しました。 日立は、東大に「SR8000/MPP」(144ノード、2TFLOPS)を納入し、2001年4月から稼動しています。今回のプロジェクトでは「SR8000/MPP」の能力を活かすために日立の技術者も発足当初から参画してきました。円周率計算のような大規模計算は1回の計算に数週間も要するもので、日立の提供したコンパイラや、数値計算とノード間通信の高性能ライブラリなどのきめこまかな性能チューニング、磁気記憶装置への入出力の性能チューニング、そして長時間最高速で安定稼動可能なハードウェアとオペレーティングシステムの技術が貢献しました。また今回は改善された分割有理数化法(DRM法)により、前回約2,061億桁を達成した時の約90%の処理能力(144ノードの内の64ノード使用、約0.9TFLOPS)、さらに同一の主記憶容量のシステム構成で、約6倍の桁数計算を達成しました。 今回の世界記録は、日立の「SR8000/MPP」が、群を抜いた高性能、高信頼、高安定性を有することを証明するものです。日立は今後も、日立の持つ総合的技術力で科学技術の発展に寄与していきます。 *1) 分割有理数化法(DRM法) : Divide and Rationalize Method.、情報処理学会論文誌 第41巻 第6号(2002年6月) P.1,811〜1,819「級数に基づく多数計算の演算量削減を実現する分割有理数化法」(後 保範、金田康正、高橋大介)にて発表
■東京大学 情報基盤センター スーパーコンピューティング部門ホームページ ■製品情報のホームページ
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