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韓国SKパワー社から、光陽複合火力発電プラントの蒸気タービン発電設備を受注
日立製作所 電力・電機グループ(グループ長&電力部門CEO:住川 雅晴)は、このたび、韓国・SK Power Company Ltd.(以下、SKパワー社注)が韓国全羅南道光陽市(韓国南西部)に建設する光陽複合火力発電プラントのうち、蒸気タービン発電設備(蒸気タービン、タービン発電機等)を受注し、本プラントの建設取り纏めを行う韓国・SK Engineering & Construction Co, Ltd.(以下、SK建設社)と8月29日に契約を調印しました。契約金額は約40億円です。 今回、当社が受注したのは、200MW蒸気タービンおよびタービン発電機それぞれ2基で、付属機器の製造、現地での据付・試運転を行うための指導員派遣も含みます。本件は、日本、韓国および欧米の主要メーカーが応札しましたが、これまでの蒸気タービンおよびタービン発電機の納品実績等が評価され、当社への発注が決まったものです。 光陽複合火力発電プラントは、釜山市より西へ約200キロに位置する韓国南西部の光陽市に、2003年1月から建設が開始されます。本プラントは、環境への負荷が軽いと言われる天然ガスを燃料とした複合火力発電プラントです。今回当社が受注した蒸気タービンおよびタービン発電機は、本プラントの1号機と2号機に使用され、1号機は2005年3月、2号機は2005年9月に商業運転を開始し、発電総出力は1,000MWとなります。 韓国の最大電力需要は、韓国政府・産業資源部発表の長期電源開発計画によると、今後年平均で3.4%ずつ増加することが予想されており、2015年には総発電設備容量が約7,700万kWに達する見通しです。当社は、このような市場環境に対応し、今回の受注を基盤として同国での事業拡大を目指していきます。 注:SKパワー社は韓国有力財閥SK GROUPが全額出資するIPP(独立発電事業者)です。
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