日立は1999年から北米を中心に、グローバルクロッシング社やノーライト社といったキャリア向け10Gbit/sクラスの全米バックボーンネットワークを構築してきました。その際日立は、メトロ・コアや長距離伝送のキャリアが直面する伝送距離制限や複雑になるネットワーク、そして増設時に突如かさみだす設備投資など、さまざまな問題をスマートに解決する手段としてネットワークを必要な拠点へ網状(メッシュ状)に、大容量の光接続(バンド分割)によって少ないコストで延伸することが可能な「バンド分割メッシュネットワーク」というシステム構成を開発し、提案しています。
■イー・アクセス株式会社
イー・アクセスは、全国規模でIP技術を駆使した高速通信サービスを提供するブロードバンド通信事業者です。2002年5月、日本テレコムが運営する個人向けADSL事業の営業譲渡を通じて事業規模を拡大、日本最大級の新興通信事業者となり、パイオニアとして急伸するADSL市場をリードしています。
日立では、イー・アクセスに「10Gbit/s DWDMシステム AMN6000シリーズ」を継続的に供給、コストメリットの高いネットワーク拡張を今後もサポートしながら、従来のネットワークを有するキャリアに「バンド分割メッシュネットワーク」の提案を今後も続け、更なる拡販を目指します。