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株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー 新会社「株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー」
発足における川本社長メッセージ(要約)
本日10月1日から、新会社「株式会社 日立コミュニケーションテクノロジー」が発足します。新会社は、株式会社 日立製作所(以下、日立)の通信関連事業部門を、日立テレコムテクノロジー 株式会社(以下、テレコム)に吸収分割するという法的手続きにより、日立の100%子会社として発展的統合、再スタートします。 新会社設立の背景には「市場の変化」があります。通信市場は激しいスピードで変化し続けています。 IP革命が急速に通信事業者の事業構造、市場価格、社会と個人の利用環境を変えています。われわれ通信機器メーカーは、この変化を素早くとらえ、自らの事業構造を変え、新製品を素早く出し、販売体制を敏速に変えていかなければなりません。今回の新会社設立目的は分社化と専門会社化によるスピード経営体制確立にあるのです。 もう1つの視点は、通信のキャリア向け市場も企業向け市場も変革期にあるということです。キャリア各社はこれまでの公衆通信サービスから、広い意味でのネットワークサービスを提供するサービス会社を指向しています。企業ユーザーはキャリアの提供する最新のサービスを選択し、うまく取り入れて、自分たちに最適なネットワークシステムを構築しようとしています。キャリアは企業ユーザーのニーズを取り込み、また企業ユーザーはキャリアサービスの最前線を取り込んでいかなければなりません。双方の事業は密接不可分でシームレスになって来ています。キャリア向け事業を中心としていた日立の通信事業関連部門と企業向け事業を中心としていたテレコムを統合したのは、この動向にも対応するためです。 一方、日立が引き続き担当する通信ネットワークのソリューション事業は、自らが手がけるシステムに、自社のコア技術を組み込めなければ競争力が出ません。本当の競争力、他社との優位性を出すためには、自社のコア技術に最大限の能力を発揮させるシステムノウハウが不可欠だからです。通信コア技術は日立のソリューション事業に無くてはならないものなので、日立ブランドのもとに事業を進める形態にしたのです。 このような背景のもとに今回の新会社設立が行われたのですから、新会社の目指すところは以下の通りです。 ■市場の変化、技術の変化にスピードで対応
■キャリア向け事業と企業向け事業のシナジー効果
■次世代通信コア技術への挑戦
■選択と集中 新会社は、日立および日立グループの営業部門、そしてソリューション事業部門と連携出来る体制にあります。日立ブランドの力を利用できることも強みです。一方、弱みのあるところは、冷静に対処し、他社との協業なども積極的に進めます。 最後に新会社の社風についてです。 ■明るい自由闊達な雰囲気。創造的で未来指向であること。 以上ですが、新会社は、皆さんが育てて行く会社です。難問・難題は常にあります。これを乗り越えて行くのに個人とチームの力を結集しましょう。価値ある仕事です。皆さんの「やりがい」になるに違いありません。元々「通信」という言葉は、室町時代と江戸時代の朝鮮通信使節から由来しているようです。「信(まこと)」を「通」ずるために信書を携えた文化親善使節団だったそうです。私たちも本社、戸塚、郡山の間でもっともっと「通信」し、真に一体感のあるチームにしていきたいと思います。
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