株式会社 日立製作所 ビルシステムグループ（グループ長&CEO：滝澤 正夫）と関連会社である株式会社日立ビルシステム（取締役社長：大沼 邦彦）は、このたび、ダイレクトマーケティング事業の強化とコールセンター業務の効率化を目的として、日立ビルシステムが1999年12月に33.3%の株式を取得したダイレクトマーケティング会社 株式会社ブレーン（取締役社長：伊藤 昌廣／以下、ブレーン社）を日立グループの100%子会社とするとともに、増資を行い、日立ビルシステムのコールセンター事業と統合して、社名を「株式会社日立ブレーン」（以下、日立ブレーン）に変更します。

　日立グループでは、ビルソリューション事業の拡大のため、日立ビルシステムを核に、全国350個所のサービス拠点と長年の経験を活かし、緊急出動対応を含むお客様からの注文、問合せへの電話対応業務を受託するテレマーケティング事業に進出し、事業展開を図ってきました。また、1999年12月には、日立ビルシステムが、お客様からの注文や問合せへの電話応対業務の受託やダイレクトメール、電子メールの配信などで潜在需要を掘り起こす業務などダイレクトマーケティングを主な業務とするブレーン社の第三者割当による増資を引き受け33.3%の株式を取得し、事業領域の拡大を図って来ました。

　日立ブレーンは、日立グループの持つシステム構築力、営業力、ブランドとブレーン社の持つダイレクトマーケティング手法を用いたセールスプロモーションの企画・立案・実践代行および市場調査などのノウハウが融合でき、新規マーケットの開拓など、事業拡大が可能になります。また、日立ビルシステムのコールセンター事業との統合により、テレマーケティング事業とダイレクトマーケティング事業の効率化が行え、収益力の向上が実現します。

　日立製作所および日立ビルシステムでは、ビル総合サービス事業強化のため、さらなるサービス、システムの充実・統合を図り「ソリューション企業」への変革を進めてまいります。