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2次元コードスキャナー方式による電子投票方式を考案
- 候補者が多人数になった場合も一覧表示が可能に -
日立製作所 システム開発研究所(所長:小坂 満隆)は、電子投票の一方式として、候補者の氏名を一覧にした候補者選択用紙に各候補者の情報を2次元コード(注1)にしたものを印刷し、このコードから候補者情報を読みとって投票を行う「2次元コードスキャナー方式」を考案しました。この方式は、候補者の人数に合わせて候補者選択用紙の大きさを自由に調節できるため、候補者数が多人数(例えば、40人以上)になる地方議員選挙でも、スクロール等の動作を行うことなく、常に候補者情報を一覧表示することができます。
2002年2月に施行された電子投票特例法により、地方自治体の長および地方議会議員選挙における投票所での電子投票が可能になったことを受けて、各地において電子投票の導入または検討が進められています。諸外国においても、すでに一部の地域で電子投票が実施されていますが、その方式には、タッチパネル方式、パンチ方式、マークシート方式、テンキー方式など様々なものがあります。日本では、これまでタッチパネル方式を中心に検討が進められてきました。 今回、当研究所では、電子投票に必要な要件(注2)を満たした上で、候補者数が増えた場合でも常に候補者情報を一覧表示できる、新コンセプトの電子投票方式を考案しました。 今回考案した方式は、以下の通りです。
本方式には、次の効果があります。
以上のように、「2次元コードスキャナー方式」は、電子投票において優れた方式であると考えられます。当研究所では、今後さらに装置全体の構成や小型化の検討を行うと共に、機器の使い勝手を改善していく予定です。まずは、本電子投票システムを候補者が多人数(例えば、40人以上)になるような地方議会議員選挙の電子投票に適用することを目指します。 なお、本成果は9月2日から慶應義塾大学で開催される電気学会 電子・情報・システム部門大会で発表する予定です。
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