株式会社日立製作所は、2002年度からスタートしているブランドマネージメント活動の更なる強化を目的に、ブランド価値向上に対する社内表彰制度「Inspiration of the Year 表彰制度」を設立します。
具体的には、日立グループ各社を対象に、HITACHIブランドの価値向上に貢献し、社会やマスコミ等から注目されたり、高い評価を受け、あるいは、社内外から日立への関心を高め、広く他の模範となる従業員を表彰します。選考に際しては、従業員全体の参画をめざし、WEBを活用した募集・選考を行っていきます。また表彰にあたっては、ブランド価値は株価にも反映するという観点から、株価に連動した賞金を授与する計画です。
当社としては、ブランドに対する実践的理解の促進、価値向上具体策の認知と幅広い掘り起こし、また社員の関心を喚起して全員の参画・ブランド価値向上につながる行動の誘発を図ることによってHITACHIブランドを核とした日立グループの求心力の醸成につなげていきたいと考えています。
■ 表彰制度について
1. | 制度の枠組み |
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項 目 |
主な内容 |
1. |
制度名称 |
Inspiration of the Year 表彰制度 |
2. |
表彰の目的・主旨 |
(1) |
ブランドに対する実践的理解の促進、価値向上具体策の認知と幅広い掘り起こし |
(2) |
社員の関心の喚起、全員の参画・ブランド価値向上につながる行動の誘発 |
(3) |
HITACHIブランドを核とした日立グループの求心力の醸成 |
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3. |
表彰の対象 |
(1) |
日立グループ(海外現法も含む)の社員個人及びチーム(含む部門) |
(2) |
表彰対象期間は会計年度とし、原則6月に一括表彰する。 |
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4. |
制度の位置付け |
(1) |
既存全社表彰制度の主旨は尊重し、調整を図る。 |
(2) |
既存全社表彰受賞の中からの表彰も有り得る。同一年度内の表彰であれば、副賞として支給する。 |
(3) |
有期(当面3年間程度)の制度として導入 |
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2. | 表彰案件 |
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(1) |
ブランドの意義(顧客の心の中に築かれるという)を踏まえ、社内の認知に加え、社外からの高い関心、評価、好感度を重視する。 |
(2) |
日立グループのブランド、また、製品だけでなく、事業、あるいは企業全体のブランド価値向上といった、広い視野で捉える。 |
(3) |
具体的には、次の分野において、HITACHIブランドの価値向上に貢献し、社会やマスコミ等から注目、また、高い評価を受け、あるいは、社内外から日立への関心を高め、広く他の社員の範となる場合。 |
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分 野 |
1. |
業務あるいは事業活動全般においてHITACHIブランドの価値を高めた活動 |
2. |
社会貢献活動(含む環境保全)の分野 |
3. |
芸術活動の分野 |
4. |
スポーツの分野 |
5. |
その他HITACHIブランドの価値を高めた活動 |
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3. | 募集及び選考方法 |
| 社員全体の参画を目指し、募集・選考方法に、Webを活用する。 |
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項 目 |
内 容 |
募 集 (3〜4月) |
職制を通じた推薦 |
各ビジネスグループ、各部門、各社毎に推薦依頼。 |
Webによる一般応募 (自薦・他薦あり) |
(1) |
イントラネットを通じて一般社員から直接募集 |
(2) |
他薦で被推薦者が受賞した場合、推薦者にも賞金の一割を授与 |
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選 考 (5月) |
1次選考 |
ブランド戦略室とブランドマネージャーによる書類選考 |
2次選考 |
1次選考を通過した案件をWeb上に掲載し、Webによる社員からの投票と社外有識者も入った審査委員会による審査の組み合せ。 |
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4. | 賞金 |
| 「ブランド価値は株価にも反映する」という観点から、株価連動の賞金額とし、グループ社員にも日立の株価に関心を持ってもらうきっかけにしたい。 |
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種 類 |
内 容 |
Inspiration of the Year |
(1) |
表彰式から3ヶ月経過後に、該当日前日の日立製作所の株価終値の500倍相当の金額を授与 |
(2) |
表彰対象のうち同一年度に既存全社表彰で表彰されているものについては、副賞として株価の300倍相当額を授与。 |
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Brand Promotion 賞 |
上記(1)と同様の考え方で、表彰式3ヵ月後に、前日株価終値の300倍相当の金額を授与。 |
Brand Challenge賞 |
表彰式3ヵ月後に、前日株価終値の100倍相当の金額を授与。 |
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* |
年度途中で明らかにHITACHIブランドの価値を高めたと思われる案件については、即時にBrand Promotion賞を授与する。 |
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