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世界最小、最軽量の76GHzミリ波帯車載レーダを搭載したトラック用車間距離警報システムを今秋から量産開始
日立製作所 自動車機器グループ(グループ長&CEO:金子 邦榮/以下、日立)は、このたび、Microwave Monolithic Integrated Circuit(以下、MMIC)チップを高密度実装した高周波モジュールおよび各種回路基板の一体化技術の採用などにより、世界最小、最軽量を実現した76GHzミリ波帯の車載レーダ(以下、本レーダ)を搭載した大型トラック用車間距離警報システムを製品化し、今秋から量産を開始します。 ミリ波帯の車載レーダは、現在先行しているレーザー方式に比べ、波長の長いミリ波を採用していることから、雨や霧、雪など悪天候下においても、距離測定性能が低下しにくく、さらに飛石や汚れに対しても優位性があることから、自動車の安全性を向上させるためのキーデバイスの一つです。 本レーダは、76GHzミリ波帯の車載レーダの小型化を実現するため、高密度実装したMMIC高周波モジュールを採用、さらに道路状況に対応した様々な信号処理を実行する回路基板の一体化技術を開発することで、世界最小、最軽量
(縦80ミリ×横108ミリ×奥行64ミリ、重量550g)を実現しました。また、76GHz発振器の低雑音化技術、MMICの気密封止技術、送受信器間の干渉を防止する技術などの新技術も同時に開発し、高感度化、高信頼性を実現しています。 今回の車間距離警報システムは、本レーダを搭載したレーダユニットとディスプレイユニットからなり、レーダにより先行車との車間距離をモニターし、先行車に近づきすぎると判断された場合、運転者に対して、音とインジケータにより注意を喚起します。また、低車速、近距離でも測定可能なミリ波レーダの特長を活かして、市街地の渋滞における低速走行でのうっかりした接近に対する警報も可能としました。 日立グループの自動車機器関連事業は、「環境」(エレクトリックパワートレイン、環境対応低排気エンジンなど)、「安全・快適」(車間距離自動制御、電動ブレーキなど)、「情報」(ナビゲーション、テレマティクスなど)を重要テーマとし、事業拡大を図っています。 以上
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