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2002年7月15日

株式会社日立製作所
アジレント・テクノロジーズ・インク


日立とアジレントがDNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現受託解析で提携




 株式会社日立製作所ライフサイエンス推進事業部(事業部長&CEO:田口裕也、以下、日立)とアジレント・テクノロジーズ・インク(CEO:ネッド・バーンホルト、 以下、アジレント)は、日立がアジレントのDNAマイクロアレイを用いてお客様に遺伝子発現受託解析サービスを提供することに合意しました。これにより、日立は、2002年7月から、従来のサービスに加え、ヒト、マウス、ラットの網羅的な遺伝子発現受託解析サービスを提供いたします。

 DNAマイクロアレイは、疾患関連遺伝子の解明、薬効・薬理・毒性の遺伝子レベルでの解明、遺伝子レベルでの診断などに使用されており、日本におけるDNAマイクロアレイ関連市場は、2002年で70億円、2003年で90億円、2006年で250億円の市場規模が予想されています。こうした中で、日立はこれまでDNAマイクロアレイの設計・製造・解析実験・データ解析までの一連のサービスをお客様に提供してきました。DNAマイクロアレイについては、薬物応答解析用ヒトおよびラットの約1千の遺伝子を搭載したカタログアレイ*の提供に加え、お客様のご要望によって設計したカスタムアレイの受託製造も行い、これらを用いた解析サービスを提供してきました。しかしながら、網羅的な遺伝子発現解析へのご要望も多く、これに対応することが課題となっており、同じスタンフォードタイプ**で高密度なアレイを持つパートナーを探していました。

 一方、アジレントは、世界各国でマイクロアレイ用RNAの品質試験用装置バイオアナライザをはじめ、高密度カタログDNAマイクロアレイ、カスタムオリゴDNAマイクロアレイ、マイクロアレイスキャナ、遺伝子発現解析システムなどの発現解析に使用される高性能ツールの設計、製造および販売を行っています。日本でマイクロアレイビジネスを展開する中で、アジレントの網羅的なDNAマイクロアレイを用いた受託解析サービスを希望するお客様が多いことから、その委託先を探していました。

 今回の提携により、日立は高品質で約1万から3万の遺伝子が搭載されたアジレントのヒト、マウス、ラットDNAマイクロアレイを用いて網羅的な遺伝子発現受託解析サービスを2002年7月より開始します。受託解析サービスとしては解析実験からバイオインフォマティックスを用いたデータ解析まで提供します。アジレントは、日立にDNAマイクロアレイを提供することで、本提携の直接的な効果のみならず、受託解析マーケットを通して新たな顧客開拓をし、日本におけるDNAマイクロアレイ事業の拡大を目指します。
 尚、DNAマイクロアレイについては、アジレントの子会社として日本におけるDNAマイクロアレイの事業を展開する横河アナリティカルシステムズ株式会社より購入します。

* カタログアレイ:メーカー側があらかじめ特定の遺伝子を搭載して製造したアレイ
** スタンフォードタイプのDNAマイクロアレイ:スライドガラスの上に数百から数万の遺伝子をスポットしたアレイ

<日立製作所ライフサイエンス推進事業部の概要>
  事業部長&CEO 田口裕也
  売 上 2001年度 24億円  2002年度(見込み)50億円
  所在地 〒350-1165埼玉県川越市南台一丁目3番地1号
  従業員 120 名(2002年3月末)
  ホームページ http://www.hitachi.co.jp/LS/
 
<アジレント・テクノロジーズ・インク(Agilent Technologies Inc.)の概要>
  代表者 ネッド・バーンホルト(Edward Barnholt)
  売 上 2001年度 84億ドル
  本社所在地 米国カリフォルニア州パロアルト市
  従業員 37,000名
  ホームページ http://www.agilent.com
 
<横河アナリティカルシステムズ株式会社の概要>
  代表者 菅野 隆二
  売 上 2001年度174億円  2002年度(見込み) 180億円
  所在地 東京都八王子市高倉町9−1
  従業員 325名(2001年10月末)
  ホームページ http://www.agilent.co.jp/chem/yan
 
<横河アナリティカルシステムズとアジレント・テクノロジーズ・インクとの関係>
 横河アナリティカルシステムズは、米国アジレント・テクノロジーズ・インクと横河電機の合弁会社で、アジレント・テクノロジーズ・インクの日本法人の一つです。同社は、アジレント社のライフサイエンス化学分析事業部のビジネスを日本で展開しています。


 

以上



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