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NTTコミュニケーションズ、日立製作所、マイクロソフトがIPv6の普及推進で協力
〜Networld+Interop 2002 Tokyoにて 「ユビキタスコミュニケーション」社会を予感させる共同デモを実施〜 NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 正誠、以下:NTT Com)、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、取締役社長:庄山
悦彦、以下:日立)、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:阿多 親市、以下:マイクロソフト)は、新しい「ユビキタスコミュニケーション」社会の実現に向けて、次世代インターネットプロトコルであるIPv6の普及推進に共同で取り組むことに合意いたしました。 (1)ロケーションフリー・シームレス IPv6を利用することにより、家庭/オフィス/ホットスポットなどどこにいても設定の変更や操作性の違いを意識することなく、シームレスにコミュニケーションを図ることが可能となります。例えば、家庭にある電化製品を外出先からPDAでリモート制御したり、外出先など、他の場所から自宅・自席のパソコンにあるデータをどこにいても同じ操作でPDAと同期させることなどができる他、通信相手の場所を意識することなくP2P(Peer-to-Peer)コミュニケーションを始めることが可能になります。 (2)P2Pコミュニケーション IPv6は、家庭やオフィス内の全てのデバイスにグローバルなアドレスを用いて、世界中のデバイスと直接P2Pコミュニケーションが可能となります。例えば、現在のIPv4では実現困難であるデバイス同士のインスタントメッセージ、VoIP、TV電話、ネットワークゲーム、情報共有などが実現できる他、外出先でPDAなどから家庭やオフィス内にある家電やパソコンへのアクセス、コントロール、情報閲覧・共有などが可能になります。 (3)容易な設定・高いセキュリティ IPv6は、IPv4では煩雑であった端末における各種ネットワーク設定が自動化される他、通信相手の認証・通信中の盗聴防止・通信データの改ざんを発見するなどのセキュリティ機能を標準で備えています。3社はIPv6が持つこれらの高度な機能をユーザーが意識することなく快適に利用できるように、互いの製品・サービスの連携を目指します。 これらの利用モデル実現のための3社の具体的な取り組みは以下の通りです。 (1)NTT Com NTT Comは、サービスプロバイダ・データセンター向けのIPv6ネイティブトランジットサービスである「IPv6ゲートウェイサービス」や企業・研究開発機関向けの「OCN
IPv6トンネル接続サービス」など、世界に先駆けて商用IPv6サービスを開始すると共にグローバルな規模でIPv6の普及に取り組んできました。 (2)日立 日立は1997年、IPv6ルータを開発、これと並行してIPv6フォーラム、IETF(Internet Engineering Task
Force)標準化活動、WIDEプロジェクトなどでの活動を通じてIPv6の開発・普及に積極的に取り組んできました。2001年には世界で初めてギガビットルータGR2000シリーズがIPv6ハードウェアルーティングに対応した他、IPv6に対応したネットワーク管理ソフトウェアJP1
Version6iをリリース、ブロードバンド・アクセス・サーバAG8100-B、IPv4/IPv6の変換を行うトランスレータAG8100-Tなどを加え、充実した製品ラインアップによるネットワークソリューションを展開してきました。 (3)マイクロソフト マイクロソフトは、IETFにおけるIPv6標準化活動に携わり、1997年、マイクロソフト リサーチが本格的な研究を開始し、翌年からはWindows
OSチームも参加。1998年には、IPv6のスタックを初めて公開し、IPv6の開発・普及に積極的に取り組んできました。その具現化として以下のような取組みを行ってきました。
今後は、以下のIPv6サポートを予定しております。
<共同デモンストレーション> 以上
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