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2002年7月1日

液晶テレビ市場に対応するための設備投資を決定

茂原製造本部のTFT液晶製造ライン(V3ライン)に追加設備投資を実施


 株式会社日立製作所 ディスプレイグループ(グループ長&CEO:米内史明)は、今後本格的な立ち上がりが期待できる液晶テレビ市場に対応するため、千葉県の茂原製造本部にある最新鋭のTFT液晶製造ライン(V3ライン、ガラス基板サイズ:730mm×920mm)に、約230億円の追加設備投資を実施します。この投資によりV3ラインは、現在の月産2万枚(730mm×920mm、ガラス基板の投入能力ベース)から、2003年上期には月産4万枚に生産能力が拡大されます。この増産を通じ、2003年度から大型液晶テレビ用TFT液晶市場に本格参入を図ります。

 V3ラインは、世界最大級の基盤ガラス(730mm×920mm)を使った高効率生産ラインとして、1999年下期に着工、2001年7月から月産2万枚(ガラス基板の投入能力ベース)体制で量産を開始し、液晶テレビ用、液晶デスクトップPC用、ノートPC用大型TFT液晶等を生産しています。

■V3ラインの概要
1. 場所 日立製作所 ディスプレイグループ 茂原製造本部(千葉県茂原市)
2. 投資額 1999年度下期に約140億円、その後2001年度末までに合理化投資も含めて累計約570億円を投資。今回の追加投資を加えると、累積投資額は約800億円となります。
3. 量産開始時期 2001年7月
4. ガラス基板サイズ 730mm×920mm
5. 生産能力 現時点で月当たり2万枚(ガラス基板の投入能力ベース)。
今回の追加設備投資により、2003年上期には月当たり4万枚体制になる予定(ガラス基板の投入能力ベース)。
6. 生産品目 液晶テレビ用、デジタルメディア対応モニタ用、液晶デスクトップPC用 ノートPC用大型TFT液晶 等


■日立のTFT事業の概要

 当グループの大型TFT液晶事業はつねに世界のトップグループにあります。モニター用途では、世界で初めてIPS(In-plane Switching:横電界)方式により超広視野角を実現したスーパーTFT液晶を1996年に製品化、1999年にはさらに性能を向上させたSuper-IPS方式を実用化するなど、広視野角・高画質の液晶ディスプレイ市場をリードし、本液晶を採用した当社の液晶デスクトップPC 「Prius Deck」は“きれいな液晶−スーパーピュアカラー液晶”として市場で高い評価を得ています。また、より美しく、より明るくにするために開口率を高めたAdvanced Super-IPS方式の開発を2002年の春に完了しており、ブラウン管なみの動画表示性能を可能にする液晶表示技術スーパーインパルス方式との組み合わせにより、見た人に感動をあたえる高画質液晶TVを実現する技術の実用化が可能になりました。今回のV3ラインの増産により、これらの新技術採用のテレビ対応TFT液晶の量産を行なっていく予定です。
 このAdvanced Super-IPS方式は液晶テレビだけでなく、液晶モニターにとっても有用な技術であり、現在開発中の21型、解像度UXGA(1600×1200画素)にも採用して2002年末より量産を開始する計画です。
 また、ノートPC用大型TFT、携帯電話を中心とした中小型TFT液晶市場においても、独自技術の高付加価値製品で高い評価をいただいており、今後も積極的な製品展開を図ります。
 カラーフィルター、駆動用LCDドライバーなどのキーコンポーネントを内作していることで、高性能な部品を安定して自社に供給できることも当グループの強みです。

 当グループは、2002年10月1日に、株式会社日立ディスプレイズとして分社します。ディスプレイ事業に関わる企画・開発・設計・製造から販売までを新会社に集約し、さらなる意思決定のスピードアップを実現することで、ディスプレイ専業メーカーとして安定的な高収益体制を確立し、グローバル事業の拡大と新事業の展開に積極的に取り組んでいきます。


以上



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