ページの本文へ

Hitachi

【事例】住友重機械工業株式会社

フルリモートで実施したSAP S/4HANA化PJ

〔1〕SAP ECC6.0のサポート終了をきっかけにグローバル展開しやすいSAP S/4HANAへ

写真:住友重機械工業 ■ 指宿 博文 氏

住友重機械工業
ICT本部
業務プロセス変革G
プロジェクト推進T
主管
指宿 博文 氏

住友重機械工業は、一般産業機械から最先端の精密機械、さらに建設機械、船舶、環境・プラント機器までをカバーする総合機械メーカーです。同社では、基幹システムとしてSAP HANA Enterprise Cloud(以下HEC)上でSAP ECC6.0の会計システムとロジスティックシステムをシングルインスタンスの環境にて利用、運用していましたが、2027年度に保守期限を迎えようとしていました。保守期限が迫ることから、基幹システムの更改を検討しましたが、同時に真のグローバル経営を見据えて決算期を12月に変更する計画や、事業のグローバル展開といった計画もあり、保守期限切れの解消だけでなく、これらを実現、サポートできる基幹システムへの刷新が求められていました。
そこで新たな基幹システムに選ばれたのは、SAP S/4HANAです。SAP S/4HANAを選定した理由は、基幹システムとして多くの組織に展開でき、安定的に利用できる点、さらに海外展開を見据え、グローバル共通で基幹システムとして活用できる点などが大きいと指宿氏はいいます。またSAP S/4HANAの持つ最新機能を活用することで、DXなどをはじめとする、増加していくビジネスニーズに対応可能であることも、選定のポイントでした。


図:SAP S/4HANA移行対象となる住友重機械工業様経営基盤システムの構成
画像を拡大する(新規ウィンドウを表示)

特記事項

  • 本記事は、2024年2月6日、JSUG(Japan SAP Users'Group)ホームページに掲載されたものです。
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • * 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット エンタープライズソリューション事業部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。