WIGARESは「構造化ID」、「関係リンク」、「自己学習」の3つの特長的な技術(SIMT*により実現) により、業務ノウハウのデジタル化を実現します。
業務オペレーションで取り扱う既設システム(DCS*、MES*、EAM*、予兆検知システム、ファイルサーバーなど)が持つ各データ(計装TAG情報、アラーム・イベント情報、CSV、ファイルデータ)に唯一無二のタグである「構造化ID」を付与することにより、WIGARESプラットフォーム上でそれらデータへのアクセスを可能にします。
WIGARESでは「構造化ID」同士のFrom-Toの関係性を「関係リンク」として定義することが出来ます。例えば、FromデータとしてアラームX、Toデータとして対処マニュアルYを登録した場合、WIGARESはアラームXが発報された際に、自動的に対処マニュアルYの参照をユーザーにリコメンドすることが可能となります。
上記「関係リンク」が定義されていない業務を行う場合、ユーザーはWIGARES上の検索機能により必要な情報を検索できます。WIGARESの「自己学習」機能は、この検索結果から自動で新たな「関係リンク」の定義を行い、次に同一業務を行う際には、検索することなくそれら情報の参照を可能とします。
WIGARESの強みを以下に示します。
お客さまが今お使いのシステム・DB・コンテンツをそのまま活用することができ、融合を促進します。
ユーザーが求める情報を識別し、さらにそこに関係性を持たせ、ニーズに応じた情報の活用を支援します。
DCS*などの連携するシステムで発生するアラームを起点に、関連する情報をガイダンスし、意思決定を支援します。
お客さまの業務の進化に合わせ、多様な機能や情報を足したり引いたり、自由度の高い運用が可能です。
サービスをスモールスタートで適用して段階的にサービス範囲や機能を拡張していただくことが可能です。
高度なITスキルを必要とせず、Microsoft Excel*とWIGARES内のエンジニアリングツールを用いることで、お客さま自身での維持管理が可能です。
WIGARESはDCS*、MES*、設備管理システム、予兆診断システム、エネルギー管理システム、その他さまざまなシステムと連携をすることで、それらシステムに関する種々の業務の効率化を実現します。
また、WIGARESを多くのシステムと連携することにより、システムごとの業務効率化に加えて、複数のシステムを跨いだ複雑な業務のデジタル化が可能となります。