バーコード
読み:ばーこーど
バーコードとは
バーコードとはバーとスペースを用いてその商品の情報をコード化したもので、赤外線を用いてバーコードリーダーで読み取ります。
物流においては、入出荷時の検品や棚入れの確認、仕分時の認識、荷揃え完了の確認など多くの場面でバーコードが利用されています。
物流における主なバーコードの種類
物流で利用される主なバーコードは下記の3つです。
JAN
JAN(JapaneseArticle Number)とは、商品種につき一つ発行されるコードで、製造段階から個装に印字されます。事業者コード、商品アイテムコード、チェックデジットで構成されます。13桁の標準タイプと、8桁の短縮タイプがあります。
ITF
ITF(Interleaved Two of Five)とは、企業間の取引単位であるケースやパレットなどに対し設定されるコードです。当初は16桁でしたが、近年はGTIN(国際取引商品番号)に準拠するために14桁となっています。
CODE-128
CODE-128とは、アスキーコード128文字(数字、アルファベット大文字・小文字、記号、制御コード)全てを表示できるコードです。製造日や賞味期限、製造番号、ロット番号などの商品関連情報や、注文番号、梱包番号、請求企業コード、出荷先企業コードなどの企業間取引情報など、JANやITFよりも多くの情報を表示できます。
参考文献
- 秋川 卓也,大下 剛,はじめて学ぶ 物流,有斐閣,2023,P.170
- 田中 康仁, ビジネスパーソンのための「物流」基礎知識 物流のしくみ, 同文舘出版,2023年,P.152
- 田中 彰夫,ビジュアル図解 物流センターの仕組み,同文館出版,2011P.200
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日立製作所 インダストリアルデジタルビジネスユニット ソリューション&サービス事業部 オートメーション推進本部
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