2010年7月に導入されました。シナジーは最先端の放射線治療機器で、放射線を高い精度で制御し、多方向からピンポイントで治療することができます。従来の放射線治療に比べ、正常組織への負担が少なく、効率の良い治療が可能です。また、定位放射線治療(SRT)、強度変調放射線治療(IMRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)などの機能が搭載されております。
1スキャンで128スライスのCT画像収集が可能な為、短時間で撮影を終えることが可能なCT装置です。放射線治療では、実際に放射線治療を行う際と同じ体位で患者さんを固定し、CT撮影を行います。得られたCT画像をもとに治療計画が行われます。
放射線治療以外においても通常検査の他、心臓などの動きのある臓器に対しての撮影も可能なCT装置です。
撮影されたCT画像を利用して放射線治療の計画を行います。使用エネルギー、ビームの入射方向や照射方法を検討し、正常組織をできるだけ避けて腫瘍に集中した効果的な方法を検討します。
放射線治療に関する情報を一元管理するシステムです。電子カルテを介して患者さんの放射線治療情報を他職種と共有し、安心・安全な放射線治療を行っています。