Windows OS、Azureクラウドなどマイクロソフト社製品との親和性が高い「Microsoft Storage Spaces Direct(S2D)」。
Windows Serverのユーザが培ってきたスキルやノウハウを生かして、迅速に導入・運用を開始できます。
日立HCIソリューション for S2Dは、既存のWindows ServerからHCIへ移行しようとするニーズの高まりに応え、本格的なHCIへの道を拓きます。S2DによるHCIは、ゲストOSとしてのWindows Server、Hyper-Vに加え、Azureクラウドまで含めて、一貫性のあるプラットフォームを実現します。さらに日立HCIソリューションでは、JP1によって業務システムとHCIを統合管理し、ビジネスファーストの運用を可能にします。
※HCI Content Packは提供終了しました。
マイクロソフト社の認証テストをパスし、最適なパフォ−マンスと信頼性を確保したHCI構成を、あらかじめ構築した状態で提供します。日立では、Windows Serverの開発段階からマイクロソフト社と協力し、サーバの開発および動作検証を実施しており、検証結果に裏付けられたサイジング情報に基づく的確なシステム構成で環境を構築いたします。
オールフラッシュ/
ハイブリッド
エントリーモデル
DL320 Gen11 8SFF
(1U 1ノード)
コストパフォーマンスに優れた
1ソケット ラックサーバ
スタンダードモデル
DL360 Gen11 8SFF
(1U 1ノード)
システムの高集積化を実現する
ハイパフォーマンスサーバ
オールフラッシュ/
ハイブリッド
大容量モデル
DL380 Gen11 24SFF
(2U 1ノード)
ストレージ実装密度を増強した
ハイパフォーマンスサーバ
高性能モデル
DL380 Gen11 8SFF
(2U 1ノード)
優れた処理性能と高可用性、
拡張性を備えた
ハイパフォーマンスサーバ
オールフラッシュ/
ハイブリッド
スタンダードモデル
DL360 Gen10 Plus 8SFF
(1U 1ノード)
システムの高集積化を実現する
ハイパフォーマンスサーバ
高性能・大容量モデル
DL380 Gen10 Plus 24SFF
(2U 1ノード)
ストレージ実装密度を増強した
ハイパフォーマンスサーバ
※製品画像はDL360 Gen10 および DL380 Gen10になります
オールフラッシュ/
ハイブリッド
スタンダードモデル
DL360 Gen10 8SFFーバ
(1U 1ノード)
システムの高集積化を実現する
ハイパフォーマンスサーバ
高性能・大容量モデル
DL380 Gen10 24SFF
(2U 1ノード)
ストレージ実装密度を増強した
ハイパフォーマンスサーバ
ハイブリッド
大容量モデル
DL380 Gen10 12LFF
(2U 1ノード)
大容量HDDを搭載した
ストレージ容量重視サーバ
お客さまの要件に合わせて設計・設定するサービスもご用意しております。 詳細は お問い合わせ ください。
S2DとHyper-Vで構成するHCIに必要なライセンスは、Windows ServerのDatacenterエディションです。このライセンスは、ゲストOSとして使用するWindows Serverのライセンスもカバーしています(*)。Windows Serverのライセンスのみで、HCI基盤(サーバー仮想化機能、ストレージ仮想化機能)とゲストOSを利用できるため、コスト低減につながります。
S2Dなら、既存のWindowsシステムを短時間でHCI環境に移行し、運用を開始できます。
Hyper-Vを使用したWindowsシステムをHCIに移行するとき、S2DによるHCIは最適な移行先となります。サーバー仮想化機能に引き続きHyper-Vを使用するため、仮想マシンの変換処理が容易で、最もスムーズに移行できるHCIであるからです。物理環境上のWindowsシステムもまた、マイクロソフト社が提供しているP2V(Physical to Virtual)ツールを用いて、手間なくS2DによるHCI環境に移行できます。
日本においても企業のクラウド活用が進み、議論の中心がクラウドの活用有無から活用方法に変わりつつあります。その中で、安定性・信頼性の高いオンプレミスと、迅速性・柔軟性に優れたパブリッククラウドを適材適所で組み合わせる「ハイブリッドクラウド」と言う選択肢があります。
S2DによるHCI環境は、マイクロソフト社が提供するパブリッククラウド「Azure」に簡単に移行できます。ハイブリッドでありながら一貫性のあるプラットフォームを構築できます。
日立HCIソリューション for S2Dでは、統合システム運用管理 JP1を標準搭載しています。業務システム部分からプラットフォームレイヤであるHCI部分まで、システム全体の運用管理を一元化できます。
システム全体を俯瞰することで、ビジネスの成長に合わせて、リソース配分や増強を見直すことが容易になり、常に最適なプラットフォームを維持できます。また、「業務システムで起きている問題が、プラットフォームの何に起因するものなのか?」といった関係性を容易に把握でき、適切で迅速な対応が可能です。
JP1は、HCI以外のプラットフォームにも対応しているので、既存システムをはじめ、移行中のマルチプラットフォーム環境や、将来のハイブリッドクラウド環境でも、一貫して一元的な運用管理が可能です。
日立HCIソリューションでは、HCIの運用に必要なオペレーションの自動化を支援する「JP1/Automatic Operation」を標準搭載しています。
自動化することで、属人性を排除し、人的ミスを防ぎ、処理を高速化します。
仮想マシン払出しなどの仮想環境運用のオペレーションの品質を均質化し、安定したシステム運用を実現できます。また、コンテンツを追加すれば、ハイパーバイザー更新などのプラットフォーム運用も自動化が可能です。
日々の運用作業は「JP1/Automatic Operation」に任せて、お客さまはデジタルテクノロジーを戦略的に活用し、ビジネスモデルを変革する業務に集中していただけます。
初めて使うシステムは、学習にも時間がかかるし、はじめは慣れてる人に作業してもらいたいもの。また、セットアップ済のHCIを導入するとは言っても、その設定値は把握しておきたいものです。
日立HCIソリューション for S2Dでは、システムそのものの導入をはじめ、運用を開始するまでの準備もスムーズに行えるよう支援します。
HCIは導入が簡単といっても、運用する上での検討項目はたくさんあります。HCIと合わせて導入することが多い機能を、あらかじめHCIに最適化したソリューションとして提供していますので、導入後すぐに利用可能です。
多様なニーズに適用できて便利になる一方で、システムは複雑になっています。HCIもまた、物理サーバ、仮想化ソフトウェア、管理ソフトウェア、ゲストOSなど、複数のコンポーネントを密に連携させて実現しています。このようなシステムでは、コンポーネント間のちょっとしたズレが、問題を引き起こすことがあります。
HCIを構成するコンポーネントにまたがった複合問題も、それぞれのサポートチームが連携、迅速な解決にワンストップで貢献します。
お客さまには、いざというときに頼れるサポートがある安心感を持って、ビジネスに集中していただけます。