コンパクトディスクアレイ CR80
こちらの製品は、販売終了いたしました。
<Single Controller>
二重化をサポートしていない構成です。
下図のように、システム装置1台につきHBA(Fibre Channelボード)×1、およびCR80のディスクアレイコントローラボード×1にて構成されています。
<Dual Controller / Dual HBA>
システム装置に搭載されるHBA(FibreChannelボード)とCR80に搭載されるディスクアレイコントローラボードの二重化をサポートしている構成です。
下図のように、システム装置1台につきHBA(FibreChannelボード)×2、およびCR80のディスクアレイコントローラボード×2にて構成されています。また、パス二重化ソフトウェアが必要です。
<Single Controller>
二重化をサポートしていない構成です。
下図のように、システム装置1台につきHBA(Fibre Channelボード)×1、およびCR84のディスクアレイコントローラボード×1にて構成されています。
<Dual Controller>
CR80に搭載されるディスクアレイコントローラボードの二重化をサポートしている構成です。
下図のように、システム装置1台につきHBA(FibreChannelボード)×1 および CR80のディスクアレイコントローラボード×2にて構成されています。
<Dual Controller / Dual HBA>
システム装置に搭載されるHBA(FibreChannelボード)とCR80に搭載されるディスクアレイコントローラボードの二重化をサポートしている構成です。
下図のように、システム装置1台につきHBA(FibreChannelボード)×2 および CR80のディスクアレイコントローラボード×2にて構成されています。また、パス二重化ソフトウェアが必要です。
<Single Controller>
下図のように、システム装置2台につきHBA(Fibre Channelボード)×1、およびCR80のディスクアレイコントローラボード×1にて構成されています。
本図の構成では、LUN0をHBA#0,LUN1をHBA#2へマッピングしています。
共有ディスク構成では、データの共有は行えません。
<Dual Controller / Single HBA>
システム装置1台につきHBA(FibreChannelボード)×1、およびCR80のディスクアレイコントローラボード×2にて構成されています。
本図の構成では、LUN0をHBA#0,LUN1をHBA#1,LUN2をHBA#2,LUN3をHBA#3へマッピングしています。
最大4台のシステム装置でCR80を分割して使用できます。
共有ディスク構成では、データの共有は行えません。
CR80の同一筐体内の論理ボリューム(LU:Logical Unit)間で行う筐体内コピーとFibre Channelケーブルにより接続された他のCR80のLUへコピーする筐体外コピーがあり、あらかじめ設定しておいたバックアップ用エリアへ、実運用データエリアからデータをLU単位でコピーする機能です。一時的なバックアップならば、テープ媒体によるバックアップと比較して業務を停止する時間を短縮できます。
本機能を使用する場合、アプリケーションソフトを停止し、CR80装置添付のユーティリティでOS(Windows)のキャッシュデータをクリアした後にコピー用コマンドを発行します。コピー用コマンド発行時点のデータを全部コピーします。よって、コピーが全て完了していなくても、実運用データエリアに対して業務を継続することが可能です。
<筐体内インスタントコピー>
有料オプションであるインスタントコピーライセンス(GHS-SVSS7B080)が必要です。
CR804筐体内のコピー元LUNから他のコピー先LUNへデータ全体をコピーする機能です。
インスタントコピーコマンドを発行した時点でのコピー元LUNの内容を確実にコピーします。コピー元LUNおよびコピー先LUNへのアクセスが管理されているため、コピー中であってもあたかも全部のデータが既にコピーされているかのようにコピー先から読み出すことができます。また、コピー開始後、コピー元LUNが更新されても、コピー先が更新されてしまうことは、ありません。
サポート出来ない構成
(1)他のCR804(筐体外)へのインスタントコピー(筐体外インスタントコピー)
(2)同時に複数のLUNに対してのインスタントコピーを実行できません。
(3)コピー元LUNと同じCR804(筐体内)で行う筐体外インスタントコピーの設定は、保証されません。
CR80の異なる筐体間において、実運用で使用しているCR80へデータを書き込むと同時に、バックアップ側のCR80へデータをコピーします。ミラーリングに近い運用ができます。
<リモートミラー>
有料オプションであるリモートミラーライセンス(GHS-SVSS7B081)がCR804台数分必要です。
リモートミラー機能を使用するには、CR804同士がFibre Channelケーブルで接続されている必要があります。
コピー元LUNへの書き込みと同時に、他の指定したCR804のコピー先LUN(複数設定可能)にOS或いはアプリケーションの介在なくハード的にコピーします。インスタントコピーと違い常にコピーを続ける為、コピー元LUN内のデータを誤って改変してしまった場合、コピー先も同様に改変されてしまいます。
[注意事項]
コピー先LUN側のCR804に別のシステム装置が接続されているなど、コピー先LUNが他のOS、アプリケーションにより書き換え可能な構成では、ファイルおよびデータの破壊を引き起こします。システム構成、稼動等に関する注意が必要です。
サポート出来ない構成
(1)リモートミラーが交差する構成は、保証されません。
(2)コピー元LUNと同じCR804(筐体内)へのリモートミラー設定は、保証されません。
<Dual Controller構成の使用前提条件>
デュアルコントローラー構成にて使用される場合、コンパクトディスクアレイ装置CR80を無停電電源装置(UPS)に接続する必要があります。