2008年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第6節
後半戦開幕 連勝で通算12勝1敗、単独2位を維持
9月6日~7日にかけて、愛知県安城市安城総合運動公園ソフトボール場で、日本リーグ1部の後半戦の開幕となる第6節が行われた。つい先日、北京オリンピックでの悲願の金メダル獲得で日本中に大きな感動を与えたこともあり、会場は連日の満員。未だ金メダルの興奮覚めやらぬうち後半のリーグ戦開幕となったが、初戦は前半戦を9勝2敗で3位につけている好調デンソーとの対戦。打線が相手投手を攻略できないまま試合は終盤に入るが、藤原も4回までノーヒットピッチング。6回表、走者一人を置いて杉山がセンターオーバーの値千金の2ランホームラン!! これを藤原が守り抜き、2安打完封で後半戦幸先の良い勝利で発進。翌日の佐川急便戦は初回に1点を先行するものの、瀬川がすぐに逆転2ランを許す展開。しかし、3回表に馬渕のライトオーバーのタイムリーで逆転すると、6回表には鈴木がダメ押しの2号ソロ。さらには7回表にも2点を加えて快勝。
この結果、後半戦最初の節を連勝で飾り、通算成績12勝1敗で単独2位につけている。
第7節は9月13日~14日、岡山県岡山市県営野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
杉山 決勝の第2号2ラン! 藤原 散発2安打完封で後半戦白星スタート!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立ソフトウェア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
デンソー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
後半戦が開幕。初戦は勝ち差1で追走している前半戦3位のデンソー戦。勝って幸先良いスタートをしたいところ。初回表、先頭の西山がセンター前ヒットで出塁。続く森下がきっちり送り一死二塁のチャンスを作るが、後続なく得点ならず。3回表は絶妙なバントヒットで出塁した溝江を二塁へ送り、一死二塁のチャンスを作るも後が続かず、またも先制ならず。
一方、先発の藤原は低めに球を集め、テンポよい投球で相手打線を打ち取る上々の立ち上がり。初回、2回を三者凡退に打ち取ると、4回までノーヒットに抑え込む見事な投球。5回に二死から初安打を許すが、後続を断ち無失点で切り抜ける。
すると直後の6回表、代わった相手ピッチャー染谷から森下が死球で出塁。山田がきっちり送り二塁に進めると、二死から杉山がセンターオーバーの第2号2ランホームラン!! 終盤にやっと攻撃陣が繋がり、貴重な2点をもぎ取る。
藤原は6,7回と先頭打者に出塁を許すも連打を許さずゲームセット。結局、散発2安打の完封で8勝目を挙げ、後半戦白星でスタートした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 |
(一) 森下 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 |
(右) 杉山 |
(三) 来條 打 林 |
(捕) 鈴木 打 田中 |
(DP) 濱本 |
(二) 溝江 |
馬渕、逆転のタイムリー三塁打! 鈴木、第2号ダメ押しソロ! 7点を奪い快勝
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立ソフトウェア | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 7 |
佐川急便 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
初回表、先頭の西山がライト前ヒットで出塁。二死二塁で馬渕がしぶとくライト前に落とし、早くも1点を先行する。しかし、先発の瀬川が立ち上がりに捕まる。先頭打者に対し、カウントを追い込んでからセンター前に運ばれ、さらに続く打者にセンターオーバーの2ランを喫して、あっという間に逆転を許す。いずれも、真ん中高めの甘い球を痛打される不安な立ち上がり。
3回表、エラーで出塁した西山と山田の足で稼ぐ内野安打、盗塁で一死二、三塁のチャンス。ここで馬渕がライトオーバーの三塁打を放ち、一気に逆転に成功。さらに、杉山がライトへ犠牲フライを打ち上げ4点目。
初回に逆転を許した瀬川であったが、尻上がりに調子を上げ、その後4回裏まで許したヒットは1本のみ。5回裏、簡単に二死をとるが四球とレフトへの二塁打を許し、二、三塁に走者を背負い一打同点のピンチを招く。しかし、三塁ファウルフライを来條が好捕し、守備で瀬川を盛り立てる。
追加点の欲しい打線は6回表、この回の先頭打者鈴木が初球を豪快に救い上げ、センターへの特大のダメ押し2号ソロ!! 7回表には一死から山田がヒットで出塁し、二死二塁で杉山がセンターへのタイムリー。さらに、代打攻勢を仕掛け、鮫島のヒット、袴田のリーグ戦初ヒット初打点など2点を加えて大量7点。
瀬川は初回にホームランで2点を奪われるが、結局許したヒットは4本のみ。チームは後半の最初の節を連勝で飾り、通算成績12勝1敗で単独2位を維持した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(遊) 西山 |
(一) 森下 |
(中) 山田 |
(左) 馬渕 打 田中 |
(右) 杉山 |
(捕) 鈴木 打捕 鮫島 |
(三) 来條 打 袴田 |
(DP) 濱本 |
(ニ) 溝江 打 林 |
記録&記事:奥田 透,古園 敏幸,桐越 信一