2019年9月11日
株式会社日立製作所
日立は、日立製作所中央研究所(東京都国分寺市)に本年3月に竣工した新研究棟「協創棟」が、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)が共催する第32回日経ニューオフィス賞 オフィスイノベーション賞を受賞したことをお知らせします。
日立は本年4月に、SDGsやSociety 5.0 の実現に向け、オープンな協創による新たなイノベーション創生を加速するための研究開発拠点として、中央研究所内に「協創の森」を開設しました。
協創棟はその中核をなす研究棟で、武蔵野の自然に囲まれた環境のもと、お客さまと日立が1対1で行う協創だけではなく、世界中からお客さまやパートナーを招き、日立の研究者やデザイナーとオープンな協創を行い、新たなアイデアを生み出すための機能を持ち合わせています。
350名を収容可能な「日立馬場記念ホール」では、SDGsやSociety5.0の実現に向け、社会課題や破壊的技術テーマに関して深く議論し、問題提起や将来ビジョンの発信を行います。これを受け、「NEXPERIENCEスペース」において、アイデアソンやハッカソンを通じて、新たなアイデアや解決策を創出します。さらに、「プロジェクトスペース」で日立の先端技術やLumada IoTプラットフォームなどを活用したプロトタイピングと実証をスピーディに繰り返し、イノベーションの創生を加速します。また、これらを実現するために「協創の森パートナープログラム」を立ち上げ、お客さまやパートナーと連携したプロジェクトを推進しています。
日立は、「協創の森」におけるオープンな協創を通じて、社会課題を解決するイノベーションを創生し、人間中心でQoLの高い持続可能な社会の実現に貢献していきます。