2014年8月28日
廃棄物の放射能減衰にかかる時間を短縮する資源再利用型沸騰水型原子炉に関する共同研究を米国3大学と開始
株式会社日立製作所は、このたび、原子力発電で生じる放射性廃棄物の一つで、放射能の減衰に長期の時間を必要とする超ウラン元素(TRU)を燃料として用いることで、ウラン資源の有効活用を実現する資源再利用型沸騰水型原子炉(RBWR)の開発を目的として、米国マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、カリフォルニア大学バークレー校の3大学と共同研究を開始しました。本共同研究では、日立と日立GEニュークリア・エナジー株式会社が開発を進めているRBWRについて、それぞれの大学と原子炉の性能・安全性評価などを行うとともに、実用化に向けた試験の実施計画などを検討する予定です。
図 RBWRの概要
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