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物質をX線が透過する際に生じる位相の変化(位相シフト)をコントラストとして3次元画像にするイメージング技術。
従来の医療用、産業用などで普及している吸収コントラスト法によるX線CT技術は、X線が物質を透過する際の透過率(吸収率)の変化をコントラストとして3次元画像にする。位相コントラストX線CT法は、軽元素(水素、炭素、窒素、酸素等)で構成されている試料に対して、数mg/cm3という非常に高い密度分解能で、かつ非破壊で3次元可視化が可能。