概要
- 株式会社日立ソリューションズ西日本は中国・九州地区および東京に拠点を持ちITシステムの構築や運用、保守サービスを提供している。
- 労働人口が減少するトレンドを受け同社の幹部には社内の業務効率を上げて働きやすい環境をつくり、従業員が働き続けられる会社にしなければならない、との危機意識があった。社内の部署横断組織として、「ビジネスワークスタイル改革推進センタ」を発足。業務の効率化(“ビジネススタイル”改革)と働き方(“ワークスタイル”)の多様化への対応に取り組んでいる。
- オフィスのレイアウト変更のため、職場スペースにあふれる紙書類の大幅な削減が必要となった。一時的な削減に終わらないよう、これを機に印刷コストの大幅削減と、業務効率の向上をめざし業務のペーパーレス化の推進が決定。なお同社は外販しているワークフローシステムを活用し社内の申請・承認業務はすでに電子化されていた。
- 改革推進センタのリードのもと、廃棄と電子化、倉庫保管により職場スペースに保管されていた紙書類の90パーセント削減、オフィス改革を実現した。あわせて、ITツール活用によるペーパーレスな会議スタイルの導入と、全社運動による意識の向上に取り組み、従業員の間に紙を発生させないワークスタイルが定着した。
めざしたもの
紙に依存しない文化や習慣をつくり快適な職場環境を実現する
効果
- 職場スペースが創出できた
- 紙に依存しないワークスタイルが定着した
- 印刷量・印刷コストが削減された(1,000万相当/年)