概要
- 株式会社日立ソリューションズ西日本は中国・九州地区および東京に拠点を持ちITシステムの構築や運用、保守サービスを提供している。
- 労働人口減少への危機感から、同社の幹部には「業務効率を上げて働きやすい環境をつくり、従業員が働き続けられる会社にしなければならない」との思いがあった。社内の部署横断組織として、「ビジネスワークスタイル改革推進センタ」を発足。業務の効率化(“ビジネススタイル”改革)と働き方(“ワークスタイル”)の多様化への対応に取り組んでいる。
- 同社ではお客さま案件の対応にあたって中国・九州地方に分散したメンバーによりプロジェクトを組むことが多い。同社のシステムエンジニアや営業は社内会議のために頻繁に出張している状況だった。
- 推進センタ主導のもとITツールの徹底活用により会議スタイルの変革を行い、社内出張の大幅削減を達成するとともに迅速な意思決定が可能となった。効率化により創出された時間をお客さまとの対話にあてることで、受注増や新規案件の開拓につなげている。
めざしたもの
会議スタイルの変革によりビジネス拡大のための時間を創出する
効果
- 時間が創出され営業活動の活発化につながった(月平均での商談数が20%程度増加)
- 意思決定が迅速化された
- 社内出張の旅費が削減された