#02
多様性が受け入れられるから、安心して働ける。
海外オフショアの成功事例をさらに生み出したい。
エンタープライズパッケージソリューション本部G.A.
インド出身。大学・大学院で日本語・日本文化を専攻し、在学中には名古屋の大学に留学。2010 年、新卒でインドの IT 企業に入社し、ソフトウェア検証関連のプロジェクトにおいて翻訳・通訳を担当。2013 年、日立グループのインド法人に転職。ERP をはじめ多様なプロジェクトに参加し、コーディネーター、プロジェクト管理などを担う。2023 年、日立製作所に入社し、エンタープライズパッケージソリューション本部に配属。自動車メーカーの ERP 運用保守プロジェクトのプロジェクトマネジメントチームのメンバーに。
※ERP:Enterprise Resource Planning
STORY01
インド出身で、前職は IT 系のインド法人で働いていました。大学・大学院で日本語を学び、日本への留学経験もあったことから、主に日本の顧客企業とインドのオフショアチームをつなぐコーディネーターを担当。ERP をはじめ、多様なプロジェクトを経験しました。10 年ほど勤務したあと、一家で東京に引っ越すこととなり、縁があって日立へ入社しました。
インドの企業から日本企業に転職するのは大きなチャレンジではありましたが、数多くの日本企業から日立を選んだのは、前職で日立のメンバーと働く機会があり、親切な方が多かったからです。仕事面でもチーム内の情報網が整備されており、働きやすさを感じていました。
以前は要件や設計が決まったプロジェクトに対して、ERP などの開発・運用保守を行う環境であったこともあり「日立であれば主体的に改善提案できる 」と考えたことも志望した理由の一つです。
STORY02
現在は、自動車メーカーが導入した ERP システムの運用保守プロジェクトで、日本国内のチームとインドなど海外のオフショアチームをつなぐコーディネーターが私の主な役割です。前職ではインド企業側で日本からの依頼に対応していましたが、現在は、日本で海外のオフショアチームに依頼する側になった点が大きな違いです。
入社当初はお客さまと直接やり取りすることに苦労しましたが、プロジェクトを通して丁寧な説明を重ねることで少しずつ信頼していただけるようになりました。私自身が初めて国外の企業で働く中で戸惑うこともある一方、周りの人たちから優しくフォローしてもらえることには日々助けられています。グローバル企業であるからこそ、多様性を認める文化が根付いていることも、働きやすさにつながっています。
インド企業のオフショアチームとのやり取りでは、文化的な背景を理解しているからこそ、例えばミーティング内でもオフショアメンバーの言外のメッセージを汲み取ることができ、チームが高いパフォーマンスを発揮するための適切なコーディネートができています。
オフショアチームのメンバーが働きやすく、やりがいを持って取り組める環境を作ることが、業務の精度を高め、お客さま満足度の向上にもつながっています。その実現のためにも、インドと日本、両国でのビジネス経験がある 私だからできることを提案していきたいと思います。
8:50 | リモートで勤務開始 |
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9:30 | グループ定例ミーティング |
10:30 | チームメンバーとディスカッション(提案準備) |
11:30 | 昼食・オフィスへ移動 |
13:00 | オフショアチームとの業務進捗打ち合わせ |
15:00 | 顧客打ち合わせ |
16:30 | ERPシステム有識者との情報交換 |
18:00 | 終業 |
STORY03
前職では、上流工程でお客さまとの間で固まった要件を基に業務を行うことが多く、自分が改善提案を行う余地が少ないことにもどかしさを感じていました。一方で、現在はお客さまと直接向き合い、課題や要望をお聞きしながら解決法を提案していく仕事ができていることに満足しています。今後はプロジェクトマネジメントの役割に加えて、ERP などの知見をより深めていくことで、関われる業務の幅をさらに広げていきたいです。
直近のゴールとしては、海外オフショア活用の成功事例を増やしていきたいと考えています。日本では IT 人財の労働力が足りていない現状がありますので、今後オフショア活用がより重要になっていくでしょう。オフショアは言語や文化の違いから生じる課題もありますが、インドと日本の両方の立場を経験した強みを生かし、オフショアの有効活用によるビジネス拡大に貢献していきたいと思います。
そのためにも、今後も成功事例を積み重ねていき、さまざまな案件で活用できる、成功パターンのフレームワークを築いていきたいと考えています。指示された業務を滞りなく行うことを求められた前職と比べて、より裁量権が大きくなった現在の環境は、私自身のやりがいやキャリアアップにもつながっています。
応募者へのメッセージ
日立の一員になって働く中で、「自分の強みを生かして活躍できる会社」だと感じています。ベースは日本語でのビジネスになりますので日本語の語学力は必須ですが、IT の知見に加えて母語と日本語を話せることは、グローバル展開する当社では重宝されるスキルとなります。
働く環境の面では、インドで働いていた頃に比べてワークライフバランスを取りやすくなりました。例えば、私の部署では個人の意向に合わせて、出社して働くか、リモートで働くかを選択することが可能です。インドから日本への転職で不安もありましたが、今の環境は声をかけたら何でも教えてくれる人が多くて働きやすいですし、周りの皆がモチベーション高く頑張って仕事をしている姿は私のモチベーションにもなります。IT の知見や海外でのビジネス経験を生かして、グローバル人財として活躍したい方はぜひ日立で働きませんか。
自動車メーカー向けコネクティッド領域SE(ITソリューション・サービス領域)
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物流、または工場・生産系システムの上流コンサル、システム企画・設計・開発
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