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概要

Linux GRUB2のセキュリティ脆弱性が公表されました。Intelligent Provisioningにおける本脆弱性の対策方法を以下に示します。

重要度

重要

現象および影響範囲

この脆弱性によりセキュアブートの保護を回避してブートプロセス中に任意のコードを実行される可能性があります。詳細は公表されているCVE-2020-10713およびCVE-2020-7205の情報を参照してください。

回避策

CVEを参照してください。

対策方法

Intelligent Provisioningをバージョン3.45以降にアップデートしてください。Intelligent Provisioningは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

対象製品

 
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

CVEを参照してください。

対象バージョン

Intelligent Provisioning バージョン3.40以前

バージョン確認方法

ファームウェアバージョンはiLO5のファームウェア & OS ソフトウェアページで確認してください。
詳細はご使用中のiLO 5のバージョンに合わせた「HPE iLO 5 *.** ユーザーガイド」を参照してください。

対象OS

OS依存はありません。

関連するセキュリティ情報・重要なお知らせ

更新情報

2021年6月25日(更新):「関連するセキュリティ情報・重要なお知らせ」の項目を追加
2020年9月25日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

CRI-2020-0012