統合チャネルソリューション「FREIA21+」はこれまでのコスト削減を重点に置いたチャネル戦略に加え、リテールを中心としたセールス重視のチャネル戦略へのシフトを促進します。
営業店の窓口、ATMやインターネット等のダイレクトチャネルを連携することで「更なる事務効率化」「お客さまの利便性向上」「セールスの高度化」を支援。また、新たなハードウェアコンポーネントを追加し、チャネル連携のさらなる充実を図ります。
金融自由化、個人投資の拡大、コンビニ・ATM・インターネットバンキングの多機能化などに伴い、来店顧客が営業店に求める役割は「効率的な取引」に加えて「情報収集・コミュニケーション」へと広がっています。この変化をいち早く捉え、セールス拡大の好機とするためのサービス改革を「FREIA21+」の多彩なソリューションがご支援します。
営業店を事務の場からセールスの場へ
セールス要員の創出
インターネットバンキングやATMの充実により来店しない顧客層が増加。この層へ向けて、インターネットバンキングやATMからセールス情報を発信し、営業店への来店誘導を実現します。
FREIA21+の製品機能をご紹介します。
帳票認識技術と、高精度の文字認識技術により伝票取引を効率化 | ||
集中化センタの機能拡充と合理化 | ||
不慣れな行員によるお取引や複雑業務をシステムでナビゲート | ||
お客さまとの対話による伝票記入レス取引を実現 ナビゲーションの充実した扱い易いカウンタ |
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オペレータ操作なしに、自動でCRM情報を取得 |
FREIA21+の端末アプリケーションをWeb経由で利用できる機能をご紹介します。
営業店端末のWeb化による、セールス機会の創出とコストを削減 |
お客さまとの深い関係を築くうえで、サービスやセールスと同様に大切なのがセキュリティです。日本版SOX法に対応した内部統制対応機能と外部からの不正防止機能により、お客さまが安心して利用できる取引環境の実現をサポートします。
セキュア環境
検印ワークフローにより検印業務の厳正化を図れます。また、e-文書ソリューションによりデータの改ざん防止も実現可能です。
日立独自の指静脈認証技術を活用し、ATMでの本人確認だけでなく、窓口端末や貸し金庫などのさまざまなシーンにおけるセキュリティを強化します。これにより、お客さまに高い利便性と安全性を兼ね備えた取引環境を提供できます。
操作時のテラー判断を最小化したオペレーション支援機能、エラー発生時に詳細内容をガイダンスするヘルプ機能により誤操作を防止します。
取引毎に発生するジャーナルデータやイメージデータなどの取引データをサーバに集約することで、情報を厳重に管理します。さらに、e-文書ソリューションにより、データ利用に参照アクセス権を設定、アクセス証跡を記録することもでき、データの改ざん防止や長期保存も実現可能です。保管された取引データは、監視センタでのモニタリングや、本部でのセールス分析などの二次活用の可能性も広がります。
FREIA21+基盤を導入することにより、基幹系システムとの接続はもとより、各種チャネルやサブシステムと連携するコンポーネントを活用することで、シームレスな連携と業務拡張が可能になります。