2024年4月16日
as a Service 型 IT プラットフォーム EverFlex from Hitachi を拡充
株式会社日立製作所(以下、日立)は、パブリッククラウドとの連携で顕在化する課題の解決に向けて、レガシーシステムのマイグレーション・モダナイゼーションを加速するソリューションを拡充し、本日より順次販売を開始します。本ソリューションは、ポートフォリオを拡大*1した as a Service 型 IT プラットフォーム EverFlex from Hitachi(以下、EverFlex)として提供します。
具体的には、レガシーシステムからプライベートクラウドへの刷新、マルウェア感染時の被害を極小化するセキュリティリスク対策の強化、アジャイルかつ信頼性の高いコンテナ環境の運用負担を低減するソリューションを新たに追加します。これらにより、お客さまがこれまで蓄積してきたデータも含め、機密性の高いデータの利活用を可能にするハイブリッドクラウドを実現し、データドリブンな戦略的意思決定に貢献していきます。
デジタル化が進展するなか、ビジネス成長に向けて生成AIなどの新しい技術でデータを利活用する取り組みが活発化しており、レガシーシステムにおいても対応が迫られています。この対応には、専門的なスキルや多大な工数が不可欠であることに加え、データ利活用の拡大とともに高まるセキュリティリスクへの対策なども必要になるため、ITインフラの運用負担がますます増大しています。これらの負担を低減するとともに、さらなる省力化を実現するas a Service型のITプラットフォームへの期待が高まっています。
レガシーシステムの刷新に向けて、大規模な基幹システムを対象に高信頼なAIX環境をas a Service型で提供します。これにより、お客さまは、高度な知識とノウハウを必要とすることなく、システム要件に応じた堅ろうでセキュアなITインフラ環境をすぐに利用できるとともに、日々の運用負担を低減できます。同時に、多岐にわたる業界・業種の大規模基幹システムの開発や運用で蓄積してきた日立のノウハウを活かし、今後のモダナイゼーションに向けたお客さまの作業やトラブル対応などの負担も低減します。
データ利活用の拡大に伴って増大するさまざまなセキュリティリスク対策の強化として、日立ストレージやジョブ管理ツール「JP1/Automatic Job Management System 3」、米Deep Instinct社の次世代エンドポイントセキュリティ製品「Deep Instinct」を組み合わせたデータ保護ソリューションを提供します。ランサムウェアなどのマルウェアによるデータ破壊のリスクからバックアップデータを保護し、万一感染した場合も感染前のデータから迅速に復旧できます。これにより、セキュリティインシデント発生時の業務影響を極小化しつつ、お客さまの負担も低減します。
機密性の高いデータを利活用したデータドリブンな意思決定を支える環境として、可用性や耐障害性を強化したRed Hat OpenShift Container Platform*2利用環境を、稼働監視・運用保守まで含めたマネージドサービスで提供します。コンテナ基盤の稼働状況の監視や、業務影響の少ないタイミングでのソフトウェアアップデートなどを日立が実施するため、お客さまは常に最新かつ安定稼働するコンテナ環境を少ない運用負担で利用できます。また、今後もRed Hat OpenShift Container Platformの多彩な技術を活用し、生成AIなどによる先進のデータ利活用における業務アプリケーション開発・運用の効率化やアジリティの向上を支援していきます。
日立は、今後もEverFlexにおける共通サービスの提供や各種ソリューションの強化・拡充を推進していきます。
今回強化した内容 | 価格(税別) | 販売開始時期 | 提供開始時期 |
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ミッションクリティカル基盤 - AIX |
個別見積 | 2024年8月30日 | 2024年8月30日 |
ハードウェア基盤 - ランサムウェア対策
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個別見積*3 | 2024年4月16日 | 2024年4月16日 |
仮想化基盤 - Red Hat OpenShift Container Platform提供ソリューション |
月額200万円〜 | 2024年5月31日 | 2024年5月31日 |
以上